アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

難しい音楽用語 (22)

2010年01月27日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、アルマンド


アルマンドって、アーモンドに似ている???。。σ(^◇^;;


アルマンド (allemande) は、フランス語です。

1550年ころ、ドイツで、
農民たちが輪になって踊ったことが、はじまりとか。

フランスに渡って、音楽として発達しました。

当時は、「alman (アレマン)」とか 「almayne" (アルメーヌ)」
と呼ばれていたそうです。

ゆるやかな2拍子系の舞曲で、
J.S.バッハの時代には、踊ることもなくなったらしい。

その後は、様式化された舞曲となり、
古典組曲の第1曲に用いられるようになりました。

ややゆるやかな速度で、4分の4拍子。
短いアウフタクトがあります。

allemande には、「ドイツ風の舞踏曲」や「ドイツの」のほか、
「白ソース」という意味があります。



思いっきり余談ですが、
ソース・アルマンド(ドイツ風ソース)とは・・・

フランス料理における基本の4つのソースのうちの一つである
「ヴルーデソース」に、
卵黄とクリーム(+牛乳)、少々のレモン汁を加えたものデス。

思わず、食い気に走りました。。。(^^;

パイロープ・ガーネット

2010年01月26日 | 誕生石
日の星は、太陽。
火の星は、火星。

1月28日、火星が地球に近づきます。

興味のあるかたは、
国立天文台の「ほしぞら情報」 「2010年1月のトピックス」
を、ご覧くださいね。

このところ、夜空を見上げると、赤い星が見えます。
きっと、あの星が火星。


そして、火のような赤い色をした石は・・・


■1月26日の誕生石

   パイロープ・ガーネット (pyrope garnet)
     燃える愛

 ・英 名pyrope (garnet)
 ・和 名苦ばん柘榴石(くばんざくろいし)
 ・モース硬度7.5
 ・産 地アメリカ合衆国、南アフリカ、イタリアなど

パイロープ・ガーネット。
濃い赤色をしたガーネット。

ダイヤモンド鉱床の母岩中からも、
多く発見されることでも知られているパイロープ。

クロムや鉄分を含むことにより、
火のような赤い色を示しています。

きれいなガラス光沢。

1800年。
ギリシア語で「火のような眼をした」という意味の
「ピロポス (pyropos)」にちなんで命名されました。

それ以前は、産地にちなんで
ボヘミアのガーネット と呼ばれていました。

19世紀のヴィクトリア朝時代には、
大変な人気だったそうです。

近年は、再び
ボヘミアのガーネットの人気が上昇してきたのだとか。


火のような赤い色をしたザクロ石、
パイロープ・ガーネット。

見ているだけで、
ハートに火がついてしまいそう。


★パワーストーン効果★
古来より、多くの民族の間で「神聖な石」として、
また、権力の象徴として、崇められてきました。
からだには活力が、心には情熱が、わいてくるでしょう。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■1月26日の誕生花 : オジギソウ、他
■1月26日の誕生色 : クリーム
■1月26日の誕生果 : 棗椰子

ユーゲント・アルバム

2010年01月26日 | ピアノ全般
 
久しぶりに、楽器店で楽譜を見ました。

具体的なターゲットはありませんでしたが、
“お手頃”なものがあれば、とは思っていました。

せっかくシューマン・イヤーなのだから、と、
まずは、シューマン。

ウィーン原典版やヘンレ版もあったのですが、
今回は贅沢しないことに。

一度は『森の情景』を手に取ったのですが、
私には難しそう……。

で、『ユーゲント・アルバム』。

「メロディー」や「楽しき農夫」などもあり、
なつかしい。

収録されている作品のほとんどに、
題名が付けられています。

「春の歌」など、これからの季節にピッタリ。

シャープが4つで、
Innig zu spielen (心をこめて演奏する)なんですね。

和音が多い中で、
主旋律を際立たせて、なめらかに・・・でしょうか。


シューマンは、長女マリーの誕生日プレゼントにしようと、
半月弱の間、曲の整理をしていたのだそうです。

ところが、次々と曲想が浮かんできたため、
誕生日プレゼントには収まらなくなってしまったのだとか。



ショパン・イヤーですね。

ノクターンも、ワルツも、
楽譜だけは持っているんですヨ。(^^)

サード・オニキス

2010年01月25日 | 誕生石
日本の民間気象会社 ウェザーマップ から、
早くも 『第1回さくら開花予想』 が発表されました。

東京の開花予想日は、3月24日とか。

卒業式や入学式に、
さくらが、たくさん咲いていると、いいですね。


さくらの花は、淡いピンク色。
ピンク色は、赤と白が混ざった色。

赤と白が、縞模様になった石は・・・


■1月25日の誕生石

   サード・オニキス (sardonyx)
     幸せな結婚

 ・英 名sardonyx
 ・和 名赤縞瑪瑙(あかしまめのう)
 ・モース硬度
 ・産 地ブラジル、インド、ウルグアイなど

サード・オニキス。
赤色と白色が直線的な縞模様をなすメノウ。

サード・オニキスは、サードニクス とも呼ばれます。
透明、もしくは不透明で、ガラス光沢。

潜晶質石英のカルセドニーの一種で、
サードの赤い色と、オニキスの白っぽい色が、
きれいな縞模様になっています。

サードの赤い部分は、カーネリアン とも呼ばれます。

顕微鏡で見ても区別できないくらい微小な結晶中に、
酸化鉄が沈殿して、赤い色になりました。


サードには「赤」という意味があります。
もともとは、この鉱物の産地の土地の名前である
「サルディス」にちなむのだとか。

また、オニキスは、
ギリシャ語で「爪」や「縞目」を表す onix に由来します。


宝飾品だけでなく、カメオなどの彫刻材料になったり、
各種ベアリングや、印材などにも使用されています。


サード・オニキスは、
じっとしていても、くるくる動いているように見える、
とても働きものの石なのですね。


★パワーストーン効果★
愛を象徴する石とされ、落ち着いた愛を育むサポーターとなり、
夫婦和合をもたらす石といわれています。
家の中では、家族の健康を守る働きをします。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■1月25日の誕生花 : ツバキ (白)、他
■1月25日の誕生色 : 濃 藍
■1月25日の誕生果 : 白柳ネーブル

ミルキー・クォーツ

2010年01月24日 | 誕生石
「ミルキー」から、あなたは何を連想しますか?

私は、あのキャンディです。(^^)

そう、「ミルキーはママの味」
というキャッチフレーズでおなじみの、です。

キホンは、名前のとおり、
乳白色で練乳味のキャンディですね。

プラス期間限定で、
いろいろな味も登場しています。

最近では、
2009年12月に出た「いちごミルキー」。

一番人気は、いちごで、
今までの登場回数は9回です。

二番目に多く登場しているのが、バナナ。
次いで、ココアや、カフェ・オ・レ、など。

ミルキー資料館 で、
今までの期間限定27品を、すべて見ることができます。

今までの期間限定品を見ていると、
その時代の“流行の味”も、見えてきそうです。


こちらのミルキーは、食べられません・・・


■1月24日の誕生石

   ミルキー・クォーツ (milky quartz)
     母性愛、慈愛

 ・英 名milky quartz
 ・和 名乳石英(にゅうせきえい)
 ・モース硬度
 ・産 地ブラジル、マダガスカル、ロシアなど

ミルキー・クォーツ。
乳白色で半透明の石英。

細かい気泡や内包物が入り込んでいるため、
半透明です。

ルチル(金紅石:きんこうせき)の針状結晶が、
配列的に入っていることがあります。

内包物に合わせてカットされると、反射光線で、
四条ないし六条の星が輝くことも。

また、オパールのような光沢を持つ石もあるんですね。

火成岩の一種であるペグマタイトや、熱水性石英脈
などの中から産出されます。


ミルキー・クォーツは、
石英と、中に含まれる物質とが調和して、
新しい味わいを生み出しているのですね。


★パワーストーン効果★
落ち着きと寛大さのある優しい気持ちになることができそうです。
周囲に対して、愛情を注ぐ余裕が生まれてきます。
健やかな成長を願って、子どものお守りにしても良い石。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■1月24日の誕生花 : サフラン、他
■1月24日の誕生色 : 鴨の羽色
■1月24日の誕生果 : ビリバ

ピアノのレッスン (2010年1月)

2010年01月24日 | ピアノ・レッスン
昨日は、ピアノのレッスンでした。

昨年の終わり頃、
日々の練習を「どげんかせんといかん」と思いました。

今は、短い時間でも、細かい時間でも、
何とかピアノに向かうようにしています。

久しぶりに「良く練習してありますね」
というお言葉をいただくことができました。


弾いても、弾いても、
なかなか弾けるようにならない……。

どうして?

そんな長年の疑問に対する答えを、
今回、いただくことができ、視界が開けました♪


♪ 曲

  バッハ 「インヴェンション 4番」
   ・不安定な箇所の確認
   ・曲想
   ・曲の構造(フレーズなど)


  シューマン 「アベッグ変奏曲」
   <主 題>
    ・曲の構成(フレーズなど)
      ⇒ メロディーと“人”、それぞれで考える
      ⇒ 音色(おんしょく)の違い
    ・飛ぶ音の練習方法
    ・アクセント
    ・ゼクヴェンツ


★ゆっくりしたテンポで練習すること。
 (今まで何回も言われてきたことですが……。)

星ですが・・・

2010年01月23日 | 季節の風景
2010年1月23日 午後10時56分 撮影


冬の夜空に輝く星たち。

幸い、ここからは、そこそこの数の星が見える。
星座もわかるくらい。

どうにか写真に撮ることはできないかと、
何回かチャレンジしたけれど、どれも真っ黒。

ようやく「星空モード」の「露出」にたどり着く。
思いっきり手ブレ状態ですが、お?おおお~!

もっと工夫したら、
もう少しマトモな星空が撮れるかな?

絶妙な位置

2010年01月23日 | 季節の風景
2010年1月23日 午前6時55分 撮影


雲が多めで、ちょっと不思議な空。
ちょうど日が昇ってくるところ。

ということで、カメラを向けてみる。

撮影位置を少し変えてみても、
写真は、ほぼ同じ。

今の季節。
ここから見る朝日は、ちょっとお茶目かも。

めぐり合わせ

2010年01月22日 | 季節の風景
2010年1月22日 午後12時6分 撮影


空気が、ちょっぴり、ぼんやりしている。
遠くの景色も、ややくすんで見える。

それでも、雲は軽やかだ。

地上では、風がほとんどないのに、
上空の雲は、少しずつ形を変えて、流れていく。

3分後、同じ場所を見上げてみる。

そこに、雲は、ひとかけらもなく、
あるのは、青い空と、光を放つお日さまだけ。

ピーコックカラー・オパール

2010年01月21日 | 誕生石
クジャクの鳴き声を、聞いたことがありますか?

かなり大きな声で鳴くんですよね。

以前、某動物園へ行ったとき。
檻の中ではなく、あちらこちらにクジャクがいて、
びっくりしたことがあります。

(ここ何年も、動物園には行っていないなぁ。。。)


クジャクといえば、
なんと言っても、あの鮮やかな色ですよね。
すばらしい羽も。

本物のクジャクを見たことがなくても、
クジャクは、思い浮かべることができるのでは?


そして、クジャク色の石も・・・


■1月21日の誕生石

   ピーコックカラー・オパール (peacock-color opal)
     求愛の予感

 ・英 名peacock-color opal
 ・和 名蛋白石(たんぱくせき)
 ・モース硬度
 ・産 地オーストラリアなど

ピーコックカラー・オパール。
まるでクジャクのような色をしたオパール。

鮮やかなブルーが、美しい。
石によっては、ブルーだけでなく
グリーンやイエロー、オレンジなども、きらめいています。

ガラス光沢で、きらめき(遊色効果)のあるオパール全般を、
プレシャス・オパール と呼んでいます。

オパールは、その石の約1割ほどが水分なので、
乾燥すると、ひび割れることも。

特に冬場の乾燥した空気の中での取り扱いには、
十分注意しましょう。


オパールという名称は、
ラテン語で「宝石」を意味する opalus に由来します。

ピーコックカラー・オパールは、その名前から、
イメージを抱きやすい石だと思います。

それでも、どんなに想像してみても、
百聞は一見にしかずです。

そして、ピーコックカラー・オパールを一目見たらば、
その魅力に、一目惚れしちゃうかも。


★パワーストーン効果★
古来から「賢者の石」と呼ばれていたオパール。
不思議な力を秘めていると信じられてきました。
持ち主に、望んでいる希望と幸せを運んできてくれそうです。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■1月21日の誕生花 : ユキヤナギ、他
■1月21日の誕生色 : 空 色
■1月21日の誕生果 : タンジェロ