11月後半のある晴天の日。
クラシカルな洋館が見たいなと思っていたところブログ友達の記事が目に留まり
そういえば行ったことなかった鳩山会館へ行って来ました。
鳩山会館は大正13年に完成した、バラの庭園も美しいイギリス風の洋館。
内閣総理大臣を務めた鳩山一郎氏の邸宅で、音羽御殿とも呼ばれました。
平成7年に大改修が行われ、建設当時の面影を残して記念館として生まれ変わり、常時一般公開されています。
往時の応接室や居間・鳩山家歴代の愛用品、記念品、そして庭園を見学することが可能。
文京区に通算17年ほど住んでいましたが、
一度も行ったことがありませんでした。
護国寺駅から音羽通りを江戸川橋方面に歩いて10分弱で、この門に着きます。
緩やかな坂を上って行くと、
木々の間から「御殿」が見えました。
先に裏手(横?)に回ってみました。
あちこちに鳩のオブジェが。
そして中へ。
玄関の階段を上って足元に気を付けながら後ろを向くと、素敵なライトとステンドグラス。
上品なデザイン。
ここにもたくさんの鳩。
壁の上の方も凝っている。
応接室のステンドグラス。
第一応接室のステンドグラスに鳥が3羽!(長男。次男・長女の3人分?)
こちらは第二応接室。戦後間もない頃は重要な会議の場として活用されていたらしい。
ここにも可愛らしいステンドグラス。
サンルーム。
サンルームには自販機があり休憩できます。
食堂として使われた第3応接間です。
2階へもあがれます。
踊り場に素晴らしいステンドグラス。
鳥がいっぱい。
2階から見た踊り場のステンドグラス。
2階には大広間。
寝室が3部屋連なっていたそうで、ここは大改修の際に間仕切りを撤去し大広間として生まれ変わったそう。
貸し出しもしているそうです。
1階に降りてサンルームから庭園に出ました。
屋根にはミミズクが!
バラは、もう終わり頃でしたがギリギリ綺麗でした。
バックをボカしてみる。
ここにも鳩が。
鳩山家の歴史にはそれほど強い関心があるわけではありませんが、
大阪市中央公会堂や明治生命館などを設計した大正・昭和初期に活躍された建築家・岡田信一郎氏の作品なので
共通点を楽しんだり大正モダンな雰囲気を感じたり、単純にわくわくするし楽しいです。
来年はバラが満開の時に訪れてみたい。