先月、再訪したカフェのテーブルに置いてあった1冊の漫画、「星守る犬」。
タイトル見て犬好きだしと思って、何気なく開くと1ページ目はサスペンスかと思いました。
表紙の、ほのぼのした絵からは想像できない始まり。
結末は最初からわかっているのですが、最後は涙が止まりません。
カフェにいるのに・・(奥の目立たない席で幸いした^^;)
帰宅して調べてみると2009年に話題になった漫画で、今年映画化それも今月公開されると知って、ビックリしました。
主人に「CMやってるよ」と言われ、「マジで!?」とアタフタ・・
私が読んだのは本編で、本編が終わったあとも短く続編があります。
また、別に続編として二冊目が発売されているようで、映画は漫画からどのように
構成されるのかわかりませんが、漫画を読んだ身としては、
予告だけで泣けます。
公式HPの西田敏行さんと愛犬ハッピーの、寄り添う画像見ただけでウルウルきます。
しかし、ただ泣ける映画としてではなく、
家族のあり方、人と動物のせつなくもあたたかい絆、数々の社会問題、、、
いろいろなことを考えさせられます。
中でも、現状を受け止めるお父さんの潔さや、犬の純粋さやひたむきさに心を打たれます。
本編の方の短い続編の中で、少年が飼い犬の遊ぼうアピールに辟易して
鼻先にボールをぶつけるというエピソードがありました。
でも飼い犬は痛みに耐えながらも
その瞳に非難の色を微塵も宿さず「すみません、その遊びのルールはわからないです」
というような顔で少年の顔を見上げます。(青字は劇中より抜粋・確かこういう台詞だった)
犬は人を恨んだり、飼い主の行動に怒ったりすることはありません。
人(飼い主)と一緒にいられることが嬉しいのです。飼い主が自分のすべて。
何気ない散歩やごはん・おやつ、ボール遊び、一つ一つがキラキラした時間なんだろうと思います。
もっともっと、遊んであげればよかったと、私も昔飼っていた犬のことを思わずにはいられません。
ちなみに「星守る犬」とは、昔の慣用句で「守る→見る」という意味で、
届かぬ空の星を見上げ続ける犬の姿から、決して手に入らないものを求めること(人)を指す。
だそうです。
また、西田敏行さんが私的にはイメージぴったり。
本当にどんな役でもこなせる素晴らしい俳優さんですね~
主題歌が平井堅さんってとこもニクい。
さて、いつも観たい映画って見逃しちゃうので、会社の帰りに観てしまおうか・・・
※原作者・村上たかしさんの、やさしいタッチの絵も是非見てほしいです。
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