札幌の隣町 江別市。
この街で、石狩川と千歳川という大きな川が合流します。
大雨が降ると、幾度も洪水による被害を受けてきました。
現在は洪水対策が施されて、街中が水浸しになることはほぼ無くなりましたが、
この建物は、水防資材の備蓄や水防活動の拠点基地・災害時の避難場所と
して造られたそうです。
江別河川防災ステーション
(江別市大川通6)
国道12号線を岩見沢から江別市街方向に走っていると、左側に見える
建物です。建物の中に船が飾ってあるので見覚えがある方もいるはず。
入り口を入ると・・・船が真上にド~ンとあります。
1Fは江別市の特産品が・・・展示されてます。(一部は販売も)
2Fは展示室 明治時代の江別の様子を再現したジオラマや年表が
あります。喫茶コーナーもあり、食事も出来ます。
ところで、この船は何なの?という事ですが
この船の名前は「上川丸」 と言って 外輪式の蒸気船です。
明治22(1889)年から昭和10(1935)年まで就航していました。
江別を基点として石狩から札的内(今の浦臼)までを就航していました。
陸路の交通手段が無かったと時代は、石狩川は唯一の交通路として使用
されていました。
旭川まで鉄道が開通したのが明治31年ですので、それでは船運しか無か
ったわけです。
江別は水運の基地・鉄道駅のある街として、賑わったそうです。
外の様子
千歳川がすぐ横を流れています。
トイレもありますので、ドライブの休憩に立ち寄ってみてはいかが
でしょうか?
開館時間 9:00~18:30
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12/29~1/3)