「枯枝を残して新芽を摘む」

2012-04-05 03:01:13 | 「パラダイムシフト」



           「枯枝を残して新芽を摘む」



        朝日新聞デジタル 2012年4月2日21時17分

 国家公務員新規採用56%減 政権方針 09年度比

 野田政権は、2013年4月1日付で新規採用する国家公務員数を
09年9月の政権交代前よりも56%削減する方針を固めた。消費増
税への理解を得るための行政改革の一環で、09年度の新規採用85
11人に対し、13年度は約3700人となる。3日に閣議決定する。

 民主党政権は11年度に09年度比で37%減、12年度は同26
%減の採用抑制を実施したが、行革担当の岡田克也副総理は13年度
について「過去の削減を大幅に上回る削減」を指示した。これに対し、
各省庁は職員の年齢構成のゆがみを生むなどと主張したが、岡田氏は
「改革を先送りすることになる」として譲らず、最終的に56%減で
決着した。


           *       *      *


 そもそも、改革と言えば古いものを新しいものに改めることを言

うのではなかったか。既得権益にしがみつくアンシャン・レジーム

を残したまま、新規採用者を削減することしか出来ないところに、

今の民主党の改革に怯懦な姿勢が窺える。やっていることはま

るで、枯枝を残して新芽を摘んでいるのと同じではないか。どこが

行政改革だ!本末転倒もいいところだ。怯懦な輩は軽々に改革を

口にするな!


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