「あほリズム」
(886)
ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親ロシア派が実効支
配する一部地域を「独立国家」として一方的に承認する大統領令に
署名した。今後はそれらの国からの治安要請を受けてロシア軍が国
境を超えて侵攻することはまず間違いないだろう。そのやり方は中
国共産党が宗主国イギリスとの約束を反古にして香港を併合した時
と同じだ。次は、欧米のプレゼンスが東欧に向けられている機に乗
じて中国共産党による台湾の「ウクライナ化」だろう。いかに米軍
といえどもこの二面侵攻には対応できない。そこで問われるのは、
我が国の対応に違いない。
(887)
中ロによる現状変更の動きは何となく大きな時代の終焉の始まり
のような予感がする。
(888)
全国民への新型コロナワクチン接種の要請が、後になって見れば、
国家総動員法のさきがけだったとならなければいいが。ふたたび「
若者よ!書を棄て、銃を取れ!」が正論として語られる世の中にな
らないように願うばかりだ。