2006年1月27日。
門真市ルミエールホール。
プログラムに載っている演目は全て終わり、開演から2時間が経過しようとしていた。
アンコール曲。
TOKUは、フリューゲルホルンを置き、ステージの一番前に立った。
す~~っと一呼吸、深呼吸をした後、マイクを使わずアカペラで唄いだした曲は、『STARDUST』
どれだけ表現を押さえようが、唄にこめられた情感はたっぷり伝わってくる
途中からバッキンングについたピアノトリオも、PAをオフにして楽器の生音だけでの演奏で静かに盛りたてる。
ワタクシは、この日のピアノトリオのベーシストの過去の発言に引っかかりを覚えた時もあったのだ。
それは決して忘れるワケにはいかない。
エンディングまでマイクを使わず唄いあげるTOKUの生のヴォーカルが、250席の小ホールに響き渡る、、、、、、、
この至福のひとときが、モヤモヤを沈めてくれたのだ。