lizardbrain

だらだらぼちぼち

ダ・ヴィンチ・コード

2006年06月13日 23時14分36秒 | 映画とかTV

念願かなって、5月22日、6年ぶりに上高地を訪れた

上高地へ行った22日とその翌日23日、当初は松本市内に2泊する予定で、23日は、新穂高ロープウェイ美ヶ原高原美術館の周辺へ足を伸ばすつもりでいた。
この2つの観光ポイントは、少し離れて過ぎているようにも思ったが、天候さえ良好ならばどちらへも行く事が可能だと考えた。
だが、上高地へ行った22日こそ天候に恵まれたのだが、翌23日の天気予報は下り坂で、午後から雨の可能性が出てきた。

例え曇っていても、雨さえ降らなければいいではないか、、、、、、、、、
と開き直る事も出来たのだが、新穂高ロープウェイも、美ヶ原も、どうせ行くのならば晴れた日に行きたいものだ。
特に、新穂高ロープウェイは、晴天の時でも午後からはガスが発生して見通しが悪くなるらしい、という情報も仕入れていた。
22,23日の2日間とも雨という最悪の事態を避ける事が出来たうえに、今回のメインの目的地であった、上高地の青空をたっぷりと堪能できた満足感もあったので、急遽、予定を変更して1日早く信州を離れる事にした。
しかし、まじまじと信州の地図を眺めていると、行ってみたい場所だらけだ。
新穂高ロープウェイも美ヶ原高原美術館も含めて、いずれ時期を見て、少しずつ信州を攻略して行こうかと思う。

いくらなんでも朝一番で信州を後にするのも気が引けたので、帰路に付く前にちょっと寄り道をする事にした。

この時期の週間予報がどうにも不安定だった事もあって、
もしや、これを使う事もあるかも?
と思い、映画『ダ・ヴィンチ・コード』の前売り券を持参していたのだ。

ケータイのiモードサイトで検索して松本市周辺の映画館の上映予定を調べてみた。
松本市内には、『ダ・ヴィンチ・コード』を上映して駐車場を備えているらしい映画館は見つけられなかったが、お隣(なのか? 笑)の岡谷市に新しそうなシネコンが見つかった。
これも何かの縁、そちらで『ダ・ヴィンチ・コード』を鑑賞してから信州を後にする事にした。

岡谷市のシネコンに向かう途中の天気は、午後から雨が降る気配の曇り空というよりも晴れに近い状態、、、、、、
天気予報が外れたかなぁ~、しまったなぁ、、、、、、
と複雑な胸中を抱え車を走らせていると、ラジオの情報番組で、地元のパーソナリティの方が
「安曇野方面では、少し雨が降り出してきました。」
と実況しているのを聴いて、妙に安心。
やはり新穂高ロープウェイに行かなくて正解だったなぁ~
と、自分を納得させた。

岡谷市のシネコンには、高速道路を使わず一般道路を通ったのだが、一体どこをどう行ったのかは全く憶えていない。
ワタクシの記憶の衰えが原因というよりも、カーナビ任せで移動すると時折こうした状況に陥ってしまう。
カーナビに任せてしまうのは、とても楽なのだが。
ただ、途中、長野オリンピック関連で作られたかと思われる新しくてクネクネした道路の上り坂を上って峠を超えていくと、いきなりが見えた。
「ん? こんな所から海が見えるのか~?」
といぶかりつつ、後で気付いたのだが、あれはではなく、諏訪湖だったのだ。

結局、下界では一滴の雨も降ることは無く、岡谷市のシネコンに到着する。
時々、大ボケをかますカーナビの指示のおかげで、シネコンの駐車場に入るための最後の曲がり角で、約30メートルほど一方通行を逆行してしまった、、、、、、、、
というのは内緒、内緒。

          

外観からは、とてもスクリーンが6つもある映画館には見えなかったが、館内に入ってみるとビックリ。
ワタクシの地元の映画館に比べるとスクリーンはでっかく、座席も前後左右に余裕たっぷりでゆったりとしていて快適だった。
もちろん、音響も含めて

物議をかもしているらしい、肝心の映画の内容だが、
宗教を題材にされると、その方面の事が良く分からないワタクシにとっては、ちとつらい所だったが、フィクションとして観ると充分に楽しめる映画だった。

最後に明るみにされるヒロインの正体については、途中で筋書きが読めてしまったので、もうひとヒネリあっても良かったのではないか?
もっとも、このヒロインの正体については原作には無い筋書きらしいが。
そのまま終わっていたらば、大して面白くは感じられなかっただろうが、さすが話題作。
さらに、その後の最後のシーンで深~い余韻を与えてくれた。

映画館近くのスーパーの4階のテナントで、信州そばと天ぷらのセットを食し、信州を後にした。
中央高速に乗ると、雨が降り出し、途中区間では50キロの速度規制がされていた。