Q盤で再会。
ついこないだブックオフで、1972年発売の泉谷しげるのLPアルバム『春夏秋冬』をCD化されたアルバムを購入した。
だが、このCDのジャケ写にはどうにも違和感がある。
LPレコードの時は、こんなジャケ写である。
つまり、あくまでもこちらがオリジナルのジャケ写である。
何しろ一度倒産してしまったエレックレコードから出た物なので、CD化する時に元データが残っていなかったのかも知れないが、慣れ親しんだアナログ盤のジャケ写の方がうんと好ましい。
ちなみにこのCDは、94年にフォーライフからの発売らしい。
このアルバムについては2006年にこのブログで取り上げているのだが、当時のワタクシは、自分の所有するレコードあるいはCDをブログに残しておこうという熱意に取り付かれていたようで、実際に解説文らしきコメントを付けて何枚かブログにアップした事もあった。
だが、アルバム一枚一枚について解説できるほどの力量も知識も無い事にハタと気づき、その作業は頓挫したままである。
力量や知識を身につけてからではいつまで経ってもブログにアップできない。
とんでもないジレンマである。
とにかく、さっそくこのCDを聴いてみた。
高中正義のエレキベースとエレキギターに導かれて始まる1曲目から、ワクワクしてくる。
泉谷のギターはともかく、加藤和彦のギターのチューニングが甘い箇所が耳についたり、昔、LPレコードで聴いていた時とは違った感想が浮かんでくる。
アナログ盤の方は、カワイイ中学生の時に生まれて初めて買ったLPレコードである。
収録時間はA面B面合わせて40分にも満たないが、こればっかり一日中聴いていた純粋な少年だったのだ。
しばらく聴いていなかったが、愛着があるだけにこのCD盤のジャケ写はどうにかして欲しい。
収録曲
1. 地球がとっても青いから
2. ねどこのせれなあで
3. 狂走曲21番
4. 黒いカバン
5. 鏡の前のつぶやき
6. 帰り道
7. 春夏秋冬
8. 街はぱれえど
9. 化粧室
10. 君の席
11. 出船
12. 行きずりのブルース
13. きせつはずれ