例によって、WOWOW留守録。
放送の予告編では難航する轢き逃げ捜査に父親が自ら動くという物語なんだろうと勝手に予想したのだが、容疑者があっさりと逮捕されてしまったので、この先、どう進行するのかと思いきや。
冒頭シーンから助手席の同僚と運転席の男との関係性の不穏さを予感。
特に助手席のヤツの過剰な演技に拒否反応を感じたので、この映画は他の角度から鑑賞した。
映画の舞台は神倉という恐らく架空の地名で、それにしてもどうにも風景街並みに見覚えがありすぎる場所のようで。
港のある大きな街で、海を渡る大きな橋があって、水谷豊演ずる父親の自宅の窓からチラッと見えるケーブルカーに少しだけ記憶を呼び戻されて、
美術館のシーンで、カンバスを前に絵筆を手にした踊り子がこちらを観ている絵画が映し出されて、小磯記念美術館だとようやく気付いた。
という事は、さっき窓越しにチラッと見えたケーブルカーはまやビューラインか?
すると、轢き逃げされた娘の部屋に残されていた制服は、美術館の本物の制服なんだろうか?
ならば、ラストシーンの舞台になる高台のカフェはどこなんだろうか?
摩耶か?
六甲か、、、、、、、、?
どうしてあの場所で事故るのかの説得力が薄くて。
水谷豊が右側からチャリンコに乗るどうでも良いシーンを見て、この人はきっとすんごい器用な人だと絶賛する。
ワタクシは左足をペダルに載せてから右足を上げて跨る、つまり左側から乗る派で、子供の頃に友達と右側から乗る練習をした記憶があるが、誰も出来なかった。
確かチコちゃんでやってた説は、たいていの人は左側から乗る派で、それは脳の構造からきているという話だったが、あっさりと覆されたのか。
なんだかんだと言っても一番存在感があるのは岸部一徳で、この人がタイガースのベーシストで、ジュリーのライヴでも『太陽にほえろ』や『傷だらけの天使』の劇伴音楽でもベースを弾いてたんだよと是非とも大きな声で言っておきたい。
で、最後のカフェのシーンは摩耶なのか?六甲なのか?