7月30日20:00~
達郎初のライヴ配信、『TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING』 に参加した。
現在やってるリアルタイムのライヴではなく、既に終了したライヴの動画を配信。
過去には2012年にシアターライヴでライヴ動画を公開した事はあるが、ライヴの電波化もビデオ化もDVD化も頑なに拒み続ける達郎にとってはかなりレアな取り組みだ。
前もってイープラスで自分のPCでの動画再生状態を確認した上、支払い手続きを完了。
アーカイブ無しの1回限りなので、なんらかの事情で当日に鑑賞できなくても払い戻しされないが、まあこれは実ライヴでも同様なので、そこは納得の上ではある。
(他のミュージシャンが良くやっている1週間程度のアーカイブ再生が可能ならばなお良かったのだが。)
開演の少し前にログインした時に流れていた音楽は、ホールライヴの開演前に客入BGMとして再生されている(おそらく)達郎リミックスのドゥーワップミュージックで、既に19:00の入場時刻から流れていたもよう。
PC前で待ち構えていると、定刻20:00にライヴがスタート。
まず、2018年3月17日、京都拾得での、山下達郎(歌、ギター)、難波弘之(キーボード)、伊藤広規(ベース)の3人編成アコースティックライヴから。
この拾得ライヴは、早くから近くのホテルを予約しておいたもののチケ取り抽選に敗れた悲しい思い出がある。
といっても、これまでの3人ライヴは全て抽選負けしていて、ライヴハウスでの達郎はまだ一度も体験していない。
鈴木茂バンドワゴンからの名曲『砂の女』では、やはり「冗談は顔だけにして」と歌詞を変えて唄っていた。
かつてサンソンでリスナーからのハガキでこの件を質された時に、『しゃれですよ、しゃれ。』とかわしてたが、できれば原曲歌詞でやってもらいたいと願ってしまう。
当初の告知では20:00~21:10頃までの配信とされていたので、拾得でのライヴは2~3曲ですぐに終わるとの勝手な予想に反して意外に長くて5~6曲あった。
次いで、現行のフル編成達郎ツアーバンドによる2017年9月17日の気志團万博でのライヴ。
台風接近による雨の気志團万博、この音源は確かサンソンでオンエアしてたな。
達郎が花道に進んでひとりカッティング大会の場面では、ギターはシールドを使わないでワイヤレス化していた。
そうそう、『さよなら夏の日』で使ったヴォーカルマイクはワイヤレスだった。
終盤には竹内まりやがゲストヴォーカルとして参加、この4人コーラス編成が見れたのはありがたいかぎり。
(おそらくフル尺の)この気志團万博で終わったのかと思ったら、86年郡山での『So in love』のひとりアカペラと86年中野サンプラザでの『プラスティックラヴ』が続いたので、意表をつかれた。
この2曲の演奏がかつてのシアターライヴで上映されたのかどうか記憶がアヤフヤなのだが、達郎以外のバンドメンバーは今とは違っていて、
青山純 ドラムス
伊藤広規 ベース
椎名和夫 ギター
松田真人 エレクトリック・ピアノ
重実徹、難波弘之 キーボード
土岐英史 サックス
Cindy、佐々木久美、村田和人 バックヴォーカル
ギターを弾きながら唄う達郎の後ろでドラムを演奏する青山純もコーラスのCindyも村田和人もすでにこの世にいないと感慨をおぼえながら、ホールライヴ同様にひとりアカペラの『That’s My Desire』で番組が終了したのは、当初の予定を超えた21:30頃。
エンディングシーンでは、拾得にかかっていたのれんが気志團からのものだと判明。
終了後に告知が2件、それも何度もリフレインされていて、
まず、
『山下達郎 Special Acoustic Live展』の開催決定、9月より札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡(順不同)他にて巡回開催。
との事で、詳細は近日中にオフィシャルサイトにあがる模様。
もうひとつは、
9月25日に『宮里陽太カルテット+佐橋佳幸』のライヴ配信決定。
このセッションはうっかり油断して去年逃しているのでぜひ参加したいが、『山下達郎 Special Acoustic Live展』の方は会場への移動が必要なので、たぶん参加できないだろう。
この配信に関する記事はあちこちに出ているが、参考文献として
ORICON MUSIC♪
https://www.oricon.co.jp/news/2168163/full/
ソウルサーチンブログ