WOWOW留守録。
兜甲児という主人公の名前と、敵方の男女半分ずつの顔と声のキャラに記憶があるのは、おそらくリアルタイムではなく再放送してた時にチラっと見かけたのだろう、だがじっくり観た記憶が無いのでマジンガーZについてはほとんどさっぱり理解していない。
これが例えば、ウルトラQとかウルトラマンとかウルトラセブンとかマグマ大使なら、物語の始まりからのもう少し詳細な記憶が残っているのだが。
それでも、マジンガーZの原作者である永井豪のカメオ出演シーンには気づけたのでホッとしている。
前田建設というゼネコンが、依頼されてもいないマジンガーZの格納庫の見積もり作成にとりかかる、という冒頭シーンでは、なんともはや困ったもんだ的な物語とも思われたのが、ストーリーが進むにつれてどんどん引き込まれて、ダム建設にまで話が及んでいく頃には感心さえしてしまう。
ところで、前田建設という会社は実在するらしくて、それがこの映画に出てくる前田建設と同一なのかどうか、未だに疑ってやまないのだが。