この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

『雪の轍』-カンヌ映画祭・パルムドール賞受賞作というが、あの内容で3時間17分は耐えられない!

2015-07-19 22:40:28 | 最近見た映画


    【2015年7月19日】   京都シネマ

 ずっと昔、スウェーデンの映画監督、イングマール・ベルイマンの映画を数本見たが、それを思い起こしてしまった。動かない画面と延々続くセリフ。そう、『結婚の風景』や『秋のソナタ』のあの耐えられない単調なシーンと共通のものを感じてしまった。

 予告編を見れば、何か《深淵》で、さらに《劇的な展開》を創造させたが、抽象的で普遍性のない問題をほじくりかえし、同じセリフを何度も云わせ、退屈を通り越し、見続けるのが耐えられない映画である。

 どうしてあのストーリ-で3時間以上もかけないといけないのか、意味不明。


 一緒に見た妻に言わせれば、『何か最後に大きなどんでん返しがあると、思って耐えてみていたけど、元に戻ってしまって・・・。あんな深刻に考えないと夫婦生活ってできないの。「わっはッはッ!」て笑ってれば、いいんじゃないの!』


 半日、時間を無駄にしてしまった。




   『雪の轍』-公式サイト



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