【 2015年8月9日 】 京都シネマ
最初から最後まで、登場人物もストーリも、言いたいことも、何もかも、全然訳がわからない映画。そもそもタイトルの『サイの季節』って何なんだ? イランだかイラクだか、どこだか知らないが、どうして《サイ》が出てくるんだ。
いったいこの映画は何を訴えたかったのだろう? ????? 終わるまでの時間が《苦痛》だった。
この前の『雪の轍』もそうだったが、映画館は世の中に沢山ある映画の中で、『これを是非上映して、皆さんに見てもらおう』という姿勢があるのだろうか-少なくとも上映主として「試写会」なりで作品を見ているのだろうか。《吟味せよ》とまでは言わないが、観客の立場で1度くらい見てから、選考してほしいと思うのだが。(見たうえで、上映を決めたのなら、その感覚を疑わざるを得ない。)
もちろん世の中には《好き嫌い》があって、《万人受け》するものなんか無いとは思うが、だれが見てもオカシイものはある。少なくとも『京都シネマ』は《一般の映画館》と違って《興行成績》だけが基準になるような映画館ではないと思っていただけに、最近の《はずれ》の多さにはがっかりしている。
参考ながら、妻も一緒に見たがやっぱり「全然訳が分からない。監督の独りよがり?お金返してほしいくらい。」、と。