【2014年5月22日『毎日新聞』 朝刊第1面より】
今日の新聞の第1面に『大飯原発 再稼働認めず』の大きな字が躍っていた!
記事を読み続けると、今までの《裁判所の常識》からは想像できないような【格調の高い画期的】な内容の判決だった。
『判決骨子』は以下のようになっている。
大飯原発から250Kmというと、下の図のように近畿圏が全部すっぽりと入ってしまうだけでなく、東海や中国地方に及ぶ。わたしの住んでいる京都市は、北山をはさんで50~60Kmの距離しかない。
よその世界の問題ではないのだ。
しかし今回の判決がすばらしいのは、それだけではない。
【憲法上の「生命を守り生活を維持」する『人格権の根幹部分』を「原発の稼働」よりも大切だ】とした点だ。
思わず、写真に映っている『司法は生きていた』(死んではいない!)と思った。