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【2010年1月7日】 京都シネマ
「レボルーショナリー・ロード」は昨年の公開時に見逃してしまって、いつか見ようと思っていたところ、再上映していたので見に行くことに。
デカプリオにもケイト・ウィンスレットにも特別興味があるわけではないが、ウィンスレットはこの前の「愛を読むひと」が印象に残っていたし、デカプリオも「タイタニック」の時よりかなり渋くなってきた感じが良かった。
「レボルーショナリー・ロード」の時代背景は1950年代だし「ジェーン・オースティン」はアメリカ独立からフランス革命時代に青春時代を送った人だから現代からはほど遠い。昨年公開された「プライドと偏見」はオースティンの「高慢と偏見」を映画化した物だ。
そんな現代とはほど遠い映画でも感じるところが多いというのは、人生の本質的な問題-恋愛と生活、夫婦と人生の関係をついているということか。
「レボルーショナリー・ロード」で、『今の無意味な生活をやめ、パリに移住しよう』というモチーフはインパクトがある問題提起である。つまらない職場で日々を平穏にすごすためだけにしか自分を実現する手段が無いとしたら、どんなに悲しく惨めか。パリに行くこと-今の生活環境を変える事が難しくなる困難な状況が発生するにつれ、それまでの幸せそうな夫婦に亀裂が入り始める。
「ジェーン・オースティン」の方は、オースティン自身が生涯独身を通したが、実は生涯に一度激しい恋をしていたという“新事実”の発表にヒントを得てこの映画が制作されたという。
モチーフは純粋な恋を選ぶか、生活のための結婚を選ぶかであるが、オースティンは前者を選択したようだ。
それぞれの映画で、双方の女性は時代背景もタイプも表現方法も異なるが、ともに気性が激しく自己の信念を曲げないという点で見応えがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/26/25/3234ffc44dac29427856b6bce3d50ad9_s.jpg)
「ジェーン・オースティン」-公式サイト
「レボルーショナリー・ロード」-英語公式サイト
「レボルーショナリー・ロード」は昨年の公開時に見逃してしまって、いつか見ようと思っていたところ、再上映していたので見に行くことに。
デカプリオにもケイト・ウィンスレットにも特別興味があるわけではないが、ウィンスレットはこの前の「愛を読むひと」が印象に残っていたし、デカプリオも「タイタニック」の時よりかなり渋くなってきた感じが良かった。
「レボルーショナリー・ロード」の時代背景は1950年代だし「ジェーン・オースティン」はアメリカ独立からフランス革命時代に青春時代を送った人だから現代からはほど遠い。昨年公開された「プライドと偏見」はオースティンの「高慢と偏見」を映画化した物だ。
そんな現代とはほど遠い映画でも感じるところが多いというのは、人生の本質的な問題-恋愛と生活、夫婦と人生の関係をついているということか。
「レボルーショナリー・ロード」で、『今の無意味な生活をやめ、パリに移住しよう』というモチーフはインパクトがある問題提起である。つまらない職場で日々を平穏にすごすためだけにしか自分を実現する手段が無いとしたら、どんなに悲しく惨めか。パリに行くこと-今の生活環境を変える事が難しくなる困難な状況が発生するにつれ、それまでの幸せそうな夫婦に亀裂が入り始める。
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「ジェーン・オースティン」の方は、オースティン自身が生涯独身を通したが、実は生涯に一度激しい恋をしていたという“新事実”の発表にヒントを得てこの映画が制作されたという。
モチーフは純粋な恋を選ぶか、生活のための結婚を選ぶかであるが、オースティンは前者を選択したようだ。
それぞれの映画で、双方の女性は時代背景もタイプも表現方法も異なるが、ともに気性が激しく自己の信念を曲げないという点で見応えがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/26/25/3234ffc44dac29427856b6bce3d50ad9_s.jpg)
「ジェーン・オースティン」-公式サイト
「レボルーショナリー・ロード」-英語公式サイト