【 2018年6月5日 】 京都シネマ
ともかく面白いのだ。美しい自然と、コミカルなストーリー。そして、ウィスキーをこよなく愛する人たちに思わず拍手を送りたくなる映画だ。
実際の事件(事故?)は、ストーリにあるように、ナチ・ドイツがフランスを制圧しイギリス本土にも襲いかかろうという「第二次世界大戦」末期のこと。戦後いち早く映画化されたが、今回は2度目の制作という。あらすじを引用すると以下の通り。
スコットランドの美しい自然を背景に、個性的な俳優たちのコミカルな演技と、スコッチの香り漂う上質なユーモアとがバランスよくブレンドされた演出が何とも言えない。
【 実際に事故を起こした船と 積まれていたウィスキー 】
映画の中では、架空の銘柄のウィスキーになっていたようだが、解説によると、「ホワイトホース」とか「バレンタイン」とか名前を聞いただけでよだれが出そうな高級ウィスキーが26万本も積み込まれていたそうな。面白いことに、戦後70年以上たった今でも、島内のあちらこちらから当時の隠したウィスキーだ見つかるそうだ。
『灯台守の恋』の舞台であるフランスの西の果てにある「ウェッサン島」も是非行ってみたいところだが、この映画を見ていたら、スコットランドの北の果ての「エリスケイ島」という所にも行ってみたい気分になった。-たとえ1本の【ウィスキーのビン】が見つけられなくても。
『ウィスキーと2人の花嫁』-公式サイト