遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

朝 顔

2019-08-17 15:14:17 | 日記
令和元年8月17日(土)

朝 顔 : 牽牛花、あさがほ

熱帯アジア原産といわれるヒルガオ科の一年草
一千年以上前い中国から薬用として渡来したが
後に、観賞用草花として栽培される様になった。
晩夏から秋にかけて柔らかな緑の葉の中に漏斗
状の花を咲かせる。




藍色、紅紫、淡紅、白色、絞り等色彩も多く、
大輪で美しい。




細かな逆毛のある左巻きの茎は纏繞性を持ち
垣根、窓等に絡み、朝顔の棚を作って楽しむ。
明け方に開花し、昼頃には萎み朝顔の名がある。

7月の七夕の頃の花として牽牛花とも呼ばれる。
万葉集の編纂の頃に、朝顔は秋の七草の一つと
されたが、当時の朝顔は桔梗の事であり、後に
は、木槿の事であったと言われる。

新涼の早暁、ひんやりとした大気の中で、露に
濡れそぼつ朝顔を見ると心が洗われる様に清々
しい。 亦、真昼時に陽射しを受け、力なく
うなだれる風情も秋暑の哀れを感じさせる。

昨日は小学校の出校日の様であった。
何時もの様に、通学路に子等が集まり、、、
ワイワイ、ガヤガヤ、、やがて全員が揃うと、
皆、一様に首うなだれて、学校へと向かう、、
路地に咲く、朝顔には見向きもせず、、、、、
朝顔の柵の隙間から、覗いて見えた、、、。


今日の1句

朝顔の朝(あした)賑はふ通学路    ヤギ爺