遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

冬至

2017-12-22 09:48:41 | 日記
平成29年12月22日(金)

冬 至

柚子


今日は二十四節気の一つ、冬至です。太陽の黄径が
270度に達した時、立冬より45日後、陽暦の
12月22日頃に当たる。北半球では太陽が最も
遠ざかり、昼間の時間が最も短い日。
この日を境にまた日が少しづつ長くなって行きます。
寒気はこの頃から一層厳しくなります。


南瓜


蒟蒻


小豆粥

日本には冬至の日に「南瓜」「蒟蒻」「小豆粥」等
を食べる風習があり、また冬至の日に柚子湯に入る
風習も在ります。ひび、あかぎれに効能があり、
風等を防ぐといわれる。

私の子供達が小さな頃、、お風呂に入って中々出て
来ません、、、、暫くして風呂場を覗いて見ると、
湯船の中に浮かんだ柚子を手で沈め、やがてポカン
と浮き上がる黄色の実、、、これが面白くて何度も
繰返して居りました。
そんな事が思いだされて、、、今夜は柚子湯に入り
温まろうと思います。
冬至の夜、香りの良い柚子を浮かべた風呂に入る
のは、この季節の木の実の生命力を身に付ける、
そんな意味が在るのかも知れません。
熟れた黄色の柚子は、小さな太陽の様です、、。

余談
先程カミサンが、南瓜と柚子を買って来た折り、
「野菜が何もかも値上がりして、、それも国産
ではないの、、、、」と溢していました。





今日の1句

ゆつたりと思ひを浮かべ冬至の湯   ヤギ爺

皇帝ダリア

2017-12-20 08:33:42 | 日記
平成29年12月20日(水)

皇帝ダリア



12月も何もせぬ儘、世の中は只慌ただしく今年も
後10日余りです。
寒い寒いを言いつつ身体の方は何となく寒さに
慣れて、日差しを楽しみながら師走の町を散策
です。





小学校の裏手(南側)に在る3階建てのお宅の
日当りの良い庭に、皇帝ダリアが咲いています。
草丈は凡そ5m、、、こちらは見上げているが
このお宅の3階の窓からは丁度花を眺められる
高さに在ります、、、、、。
この花も後僅か、、、慌ただしい年の瀬です。

皇帝ダリア
キク科テンジクボタン属(ダリア属)
球根草花の多年草、メキシコ原産で
10Cm位の大きなピンクや紫の花が咲く。
この花は茎が木質化し、ツリーダリアと呼ばれ
中でも皇帝ダリアは茎が太くなり成長すると、
草丈が5~6mになる
草丈を余り高くしたくない場合は、何回か切り
戻し高さを調整します。
草丈を高くする場合はあらかじめ丈夫な支柱を
準備して置く事が必要。
大きく育てるには庭植えが良い。
花期は11月下旬から12月中旬頃(花図鑑より)




鶴舞公園の皇帝ダリア


今日の1句

背伸して皇帝ダリア冬日向     ヤギ爺



OB会

2017-12-18 15:41:09 | 日記
平成29年12月18日(月)

会社のOB会


OB会会場の賀城園

12月16日(土)、会社のOB会が催されました。
名古屋市の熱田神宮の近くに在る「賀城園」という
料亭は、明治時代当地に住む豪族が別荘を建てられ
現在は料亭として結婚式や法要、各種会合や接待等
亦、夏場には屋上にビヤガーデンも開設されたり
様々な形で利用されている様です。






広大な敷地内の庭園は尾張出身の日本画家「伊勢門水」
の影響を受けたとあり、ゆっくりと食事を堪能し、庭
を散策、、、披露宴の場としても人気が在る様です。

一昨年OB会へ初めて参加した折り、大先輩のI氏の
「卒寿」(90歳)の祝いが行われましたが、残念
ながら昨年他界されたとの報告が冒頭在りました。

今年は、東京、大阪、岩国等20余名の方が参加され
それぞれの近況が在りました。
今回最長老となられたN氏は脚が不自由のため、冒頭
はH氏(82歳)の挨拶から始まり、、、、
「今年を振り返ると、問題の多い人々の名前が浮かび
ます。先ず1月はトランプ米国大統領、2月は金正恩
北朝鮮最高指導者、3月は小池都知事、4月は安倍首相
叩きの「森友、加計問題」、5月は文在寅韓国大統領(
慰安婦像の問題)、6月は山尾志桜里代議士(不倫)
等々、色々と世間を騒がせ、昨今の政治家の資質が問わ
れる事柄が思いだされ、、、、」



乾杯の音頭を、最長老のN氏が「一期一会、こうして
不自由な身体でも皆様にお目に掛れ、亦皆様のご多幸
と来年も元気な皆様のお顔を拝見出来る様、、乾杯」

近況報告が在り、私が退社する頃の工場長のK氏は
「私の町は私を含め、年寄りが元気で、中には80歳
を超えて尚、絵画の勉強をされ、日々画板を抱えて出
掛けられる方も見えます。私は現在町内会の役員を
して居りますが来年は80歳、そろそろ引き際かなと
考えて、、、」 この他にも町おこしをされる方、
様々なボランテア活動をされる方が多く見えました。




中には、日々ゴルフ三昧の方が見え、年間100回を
目標にプレイされている(週2回はゴルフ場に)、
亦、海外旅行が趣味のMさんは「昨年75カ国目の
地はキューバで2週間滞在しここで75歳の誕生日を
迎えた。現役時代すでに36カ国を廻り、リピート
を加えると200回以上海外へ行っている、、」
何とも羨ましい限りです、、。

近況で多いのは、身体の問題で視力(緑内障)や
脳梗塞、じん不全、骨折、等々、色々な病を抱えて
体力の衰えをカバーしながら、マダマダ現役の方、
ボランテア、趣味等で日々研鑚をされ、逞しく、
生きられて居られる方々、、、、

来年も出来ればこの会で元気なお顔を拝見できればと
願いつつ、、、、。

今日の1句

風を聴き存えし儘十二月        ヤギ爺

持て余す翁集ひし師走かな       ヤギ爺





歌声ひろば

2017-12-17 13:59:22 | 日記
平成29年12月17日(日)


歌声ひろば 港



今年も後僅か、12月13日(水)に港文化小劇場で
「歌声ひろば」が催されました。




地下鉄名港線の港区役所駅と築地口駅の中間に在り、
この文化小劇場はコンサート、落語会、映画鑑賞等
に加え、港区内の各種行事(成人式、学校行事、
文化サークルの発表会等)が催されています。


フロントのXマスツリー



この日(13日)はとても寒い朝となり、出足が鈍く
それでも開演時間(10時30分)には定員(350人)の
7割程の参加者が集まりました。


ソングリーダー森田さかゑさんの司会、ささはら
なおみさんのピアノ伴奏で「高原列車は行く」の軽快
なメロデイの歌声が始まりました。
「冬景色」「たんぽぽ」「切手のないおくりもの」
「銀色の道」を唄い、、、、、、 司会者から、、
「皆さん、寒いのか元気が在りません、チョット、
体操をしてみましょう、手を前に出して、、、
前の席の方に当たらぬ様に、、そのままグー、パー
を繰返しましょう、、」と、2,3種類の軽い運動
をすると全身暖かくなりました。
「それでは、又大きな声で元気に歌いましょう」
「涙そうそう」「少年時代」「乾杯」と歌い、、
「先日、はしだのりひこさんが亡くなられました、

はしだのりひこ、風


哀しくてやりきれない


あの素晴らしい愛をもう一度




追悼のリクエストが来ています、3曲歌いましょう」
「風」「悲しくてやりきれない」「あの素晴らしい
愛をもう一度」を唄い、、、
15分間のテイタイム(トイレ休憩)です、、

「ドレミの歌をミュージカル仕立てで、、、、」
「野菊」「真赤な秋」「紅葉」「散歩」「待ち惚け」
「下町の太陽」「蘇州夜曲」「雪の降る街を」
「戦争を知らない子供達」「トロイカ」「灯台守」


赤鼻のトナカイ



と歌い、、、「12月、もうすぐクリスマスです、
クリスマスソングを2曲」「赤鼻のトナカイ」
「もろびとこぞりて」を唄い、ラストソングの
「見上げてごらn夜の星を」の大合唱でフィナーレ
です、、、、、。

はしだのりひこ」
1945年生まれのフォークシンガーで、先日
パーキンソン病で亡くなられました。
同志社大学在学中に仲間とバンドを結成し、1968年
加藤和彦に誘われ「フォーク・クルセダーズ」へ、
「帰って来たよっぱらい」が大ヒットし一躍メジャー
クルセダーズが解散後、杉田二郎等と「シューベルツ」
を結成し、「風」が大ヒットするもベイシストの死で
解散、、、その後「クライマックス」を結成して
「花嫁」が大ヒット、その年の紅白歌合戦に出場、、
その後「クライマックス」も解散、暫くソロ活動を
、10年程前「パーキンソン病」を発病して、先日
亡くなられました。
正に波乱万丈のシンガーソングライター、、、
フォークソングの一時代を築きあげました。

今日の1句

謳ひ終へ今旅たちの十二月       ヤギ爺

潮路句会12月定例会

2017-12-13 15:07:54 | 日記
平成29年12月13日(水)

潮路句会定例会

日 時 : 平成29年12月9日(土)13:00 ~
場 所 : 大手コミュニテイ・センター
兼 題 : 1)鯛焼、2)冬の蠅、3)当季雑詠
出席者 : 9名、不在投句 1名

この日(12月9日)は、町内の餅搗き大会の準備と重なり
私(ヤギ爺)は11時頃、大手コミュニテイ・センターへ
立ち寄り、急ぎ句会の準備を行いました。
会場机の配置をし、選句用紙、清記用紙、投句短冊(10)
本日の2句用短冊を配布をして句会準備を整え、私の不在
投句(10)を主宰に託して帰宅する。
午後、町内餅搗き大会の事前準備を町内役員と伴に行う。

今回の句会は私(ヤギ爺)以外の皆さんは元気に出席され
ました。 (主催からの伝言)
兼題の1)鯛焼、2)冬の蠅は兼題として初めて登場、
鯛焼きは冬場によく食べるものの兼題として馴染みが薄く、
冬の蠅に至っては、近頃余り目にする事もなく苦労された
様です。

鯛焼き

鯛焼のにほひの残るカバン中

熱々の鯛焼先ずは尻尾から

冬の蠅

生残り我も独りや冬の蠅

急がずに飛び免るる冬の蠅



潮路抄

笹鳴は見えず気配の枝揺らす        玲 子



不意に消ゆ綿虫の意思ありにけり      玲 子



冬ざくらほつほつほつと塀の上       志げお



初しぐれ水輪こみ合ふ法の池        美保子



とくとくと胃袋に滲む新走           勝



雪吊の張りたる網の幾何模様        輝 子



木漏れ日の一隅照らす寺紅葉        魚 青



寄せ鍋や話の弾む家族の輪         政 子



浮び出て光の中のかいつぶり        美智子


鯛焼の餡の食み出すお腹かな        セツ子



冬の蠅日当りの窓瞑想す          ヤギ爺





次回、平成30年1月13日(土)午前11時30分から
新年初句会を開催します。
食事会の後、句会を始めます。
兼題は「新年」に纏わる季語なら何でもOKです。
10句提出下さい。
今年1年皆様のご協力有難うご座いました。
新しい年も皆さん揃って元気に楽しく句会を始めましょう。