そうすけ妄走記その２９

5月22日(月)
気力なし。モチベーションの問題だ。
ここで走れば脂肪を燃やせる。わかっているが、つらいことを避ける。

5月23日（火)
雨のために走りませんでした。

5月24日(水)
雷雨のため走りませんでした。
5月だというのに、ＧＷ以降、日照時間がすくない。

5月25日（木）
Ｂ沼公園を6周32分走りました。
ゆっくりジョグ。スピードを上げようとしてもあがらない。
諦めてマイペース。

5月26日(金）
Ｂぬっま公園を12周63分走りました。
走り始めるまでは、いやだな、6周でやめようなどと考えていた。
まずは妄想しながら6周してみようと走り始めた。
有念遊走。アパート経営をしたい。同窓会を開くにはどうしようか？夕食は何を食べるか。冷蔵庫になにがあったか？
この食べることが浮かんできたら体重をへらす機会なんです。
6周になっても、結論が出ないことを理由にあと一周、あと一周と雑念を抱えつつはしる。
9周目に入ると汗が目に入って、考えることはやめて、ただ走る。とにかく12周までがんばろうと走る。

⑧5’33”39　⑨5’09”83　⑩5’09”92　⑪4’55”58　⑫4’52”36
8周と9周を比べるとタイムがあがっている。
恐ろしきは精神力ですな。心一つで変わります。
肉体が衰えていく時に、それを補うことを知る。
また準備がなければ最初から速いペースで走ったら長くは続かない。

気持はゆっくり、決断は一瞬、行動は素早く。
大量の汗とともに、毒気も流れたような気持ななった。

5月27日（土）
雨のため走らなかった。晴れていても体調不良のため走らなかっただろう。
今日一日は頭と体がアンバランスだった。こういう日は自分を追い込まない。
速く長く走れれば、それに越したことはないだろう。
しかし、それは目的でない。
独りであること。生きていること。それを確認するために走っているのです。

5月28日（日）
怠惰な一日を過した。走りませんでした。

⇔平成18年5月28日（日）

5:00起床。いまだに雨が降っている。体調は、やや疲れ気味。肩こり。体を温めましょう。室温は20℃、湿度75％。
血圧は、126　88心拍数68　体重は、62.7ｋｇ　体脂肪18.0％。
（水ぶとり。体脂肪がしばらくぶりの18％でした）

まずは、コーヒータイム。
世の中でいちばんかなしい景色は雨に濡れた東京タワーだ
「東京タワー」江國香織著マガジンハウスを読了。東京タワーとは若い男の欲望、雨は年増女の心の渇き。登場人物に共感できず愕然とした。そうすけは芝公園から遠いところに来てしまったらしい。

朝食は、ごはん　ベーコンエッグ　わかめスープ。
☆ごはんは一合いただきました。いつもの倍です。ベーコンエッグは玉子を二個。わかめスープは即席でした。満腹満腹。

神鳴りが聴こえる。雨音がはげしい。雨樋が枯葉で詰まっているのだろう。滝のように零れ落ちる。自転車置き場の屋根はいつも大雨警報だ。

鳥のなき声が聞こえた。どうやら雨はやんだらしい。
でも、今日は怠惰な休日を決め込む。ひげも剃らず、寝床にて読書。
「此処彼処」川上弘美著日本経済新聞社。読了。
浦和の近くにおばさんがいたんだ。湯島に文鳥のピーちゃんがいたんだ。

昼食は、缶チューハイ　ピーマンエリンギピリ辛炒め　お新香（きゅうり）　らっきょう　きしめん。
☆またまた、虫の如く野菜類をむしゃむしゃ食べた。

「花と爆弾」小林信彦著文藝春秋。読了。
日本国民がおとなしくなったのは東京オリンピックが境目だという。
2006年、Ｗ杯の宣伝をあおっているマスコミはこの国に迫り来る危機に目をつぶっているのだろうか。またＮＨＫもしかりだ。

積読本を読破でき、図書館へ行く。小林信彦氏が推薦していたアン・タイラーを借りる。
髪を切りたいが顔にアトピーが出ていて躊躇する。折角、理髪店に行くなら
ひげをあたってもらいたい。カット専門の安価床やさんを覗くが椅子いっぱい５人も待っている。アトピーの湿疹がひいたら髪を切ることにした。それまではライオンだ。お前はライオンになるのだ。

携帯電話をＯＦＦにしていたらＩ君から連絡がはいっていた。彼の自宅へ向う。夕焼けの映る雲を見上げながら住宅街を歩く。知らない道をいくととてつもなく広い空き地に出た。巨大な楠から新緑の匂いがたち込めていた。誰もいない空き地。子供たちはどこへ行ってしまったのか。
老女が二人。立ち話をしている。
これから夕飯よ。わたしも。仕度はしてあるのよ。わたしも。
Ｉ君の家に行ったら、たった今しがた出て行ったという。仕方がないので帰る。
帰り道は一人も遇わなかった。休日の黄昏時は哀しい。
巌窟へもどるとＩ君がいた。携帯をＯＦＦにするとおもしろい。

巌窟にて酒盛り。ビール　缶チューハイ　お茶ハイ　ミックスナッツ　チーズスナック　チーズ。

さかなちゃんからＴＥＬがはいる。同窓会をやろうという。では、やりましょうと返事をしてしまった。まあ会場は巌窟の近くでやるからいいか。
Ｉ君が自転車を酔っ払い運転して帰っていった。
それを見送って、22：30ごろ？ダウン。