この「魚」の形をしたもの、なんだと思いますか?
夫が、イタリアから持って帰った「紙おしぼり」です。
「わあ~、おっしゃれ~っ!!」って、感激したお土産。
こういう、なんでもないものに、エネルギーを注ぐっていうところに感激してしまう。
機能とか、合理性とか、便利性だけに走らない(もちろん、それらも大事だけど)「無駄」な部分が、私は、好き。
それと、「ユニバーサルデザイン」っていうんでしょうか、高齢者や体が不自由な方も等しく使える日常品や建築物も、もっともっと増えて欲しいって思います。
銀座の松屋に行った時は、必ず、「ユニバーサルデザイン」のコーナーに寄るのですが、それが特別な物ではなく、当たり前に、どこでも手に入るような社会になればいいなって思います。
固くて開けにくい瓶や、ホッチキスで止めた食品、機械でシールしたセロテープ、どれも開けにくくて不自由だったり、誤って口に入ったら危険だったりします。
そういうところに、配慮できる企業や、お店が「愛」があると感じます。
使う人の気持ちになったデザインや、体が不自由な方の気持ちになったデザインが、「当たり前」に、なって欲しい。
利益追求や、合理性、便利性だけを優先させる世の中は、きっと殺伐とした寂しい世界になってしまうと思うから。