「Yakkoだより」

お菓子のこと、わんこのこと、おいしいもの、そして今日のハッピーを書き綴ります。

病院から帰ってきました。

2013-11-14 13:40:54 | 今日のできごと
母の顔を見て来ました。

なんと、元気で爽やかな顔でしょう。

頭も、しっかりしています。

「100点満点!!」と、私が言うと、笑っていました。


私が、病室にいる間に、ちょうど先生が来られて、抜糸をしました。

順調な回復のようです。

昨日から、リハビリも始まり、日常に戻りつつあります。

(良かった)


今後のことを、そろそろ考えなくてはと思っていたところ、

母の方から、12月から、仕事に戻るようにと言われました。

私も、そのつもりだったのですが、

それより何より、母が無事に退院するまで、見届けなくては。

それに、店を始めて、そして、また休むというような中途半端なことをするなら、

しっかりと安心してから、スタートしたいと思っています。


何はともあれ、すっかり元気(前より元気?)になっている母を見るのは、嬉しいものです。

頭も、しっかりしています。

政治の話も、芸能ネタも、数字の計算も、記憶も、100点満点です。

母のこと

2013-11-14 08:25:17 | 今日のできごと
寒くなりましたね。

今朝は、パタゴニアのシャツを着ました。

これは、暖かい。

着た瞬間に、ポカポカしました。

ホッカイロも買いました。

冬支度が整っています。



母のこと。

今更、母のことを、ここで書くのもいかがなものかと思うのですが、

(母のプライバシーも考えて)

でも、構わない範囲で書くことによって、

今後、これを読んでくださっているどなたかの参考になればという気持ちで書きます。

私自身も、予備知識として知っていれば、悩まなかったのになぁと、

何度も思いました。



伝えたいひとつは、「術後せん妄」という症状です。

これは、まったく知りませんでした。

母の手術後、看護婦さんから、「今晩は、手足を縛らせてもらいます」と、

同意書にサインを求められました。

手足を縛る?

そんなバカなと、思いました。

なんとか、阻止しようと思いましたが、「術後に、頭の管を抜いてしまったら困るので」と言われ、

渋々、サインしました。

それでも、納得がいかず(母がかわいそうで)、

「私が、泊まり込んで一晩中、見ていますから、縛るのは止めてください」

と、頼みましたが、断られました。

そして、翌日、母は手足を縛られたことで、「気が狂いそうだった」と、嘆きました。

それは、そうでしょうね。

こんな残酷なことはありません。

もう二度と、縛ったりしないからねと、母に約束しました。

ところが、母の様子がおかしいことに気づきました。

「蜘蛛がいる」「ねずみが走った」「誰かがいる」などと口走るし、

絶対安静なのに、起き上がって、どこか行こうとするのです。

「寝てないとダメ」と、言うと、とてもイライラした口調で怒るのです。

「誰も彼もが、寝てなさいと言う」と、怒るのです。

表情も、険しい顔をしています。

手術前も、かなり不可解な言動をしていたのですが、

そんなものではない状態でした。

イライラしているし、興奮して、喋り続けるのです。

何時間でも、喋り続けていました。

脳を損傷しているのか?認知症か?

などと、よからぬ心配ばかり浮かび、心は潰れそうになりました。

そこで、ネットで検索したところ、

高齢者に多い「術後せん妄」という症状に辿り着きました。

幻覚や幻聴、記憶障害など、認知症とよく似た症状が出るとのこと。

ただ、違うのは、1週間以内に治まってくる症状だということ。

それで、安堵しました。

その日の昼、家に帰って、休んでいると、病院から電話があり、

すぐ来てくださいとのこと。

先生に呼ばれて、「どんなに注意しても動くので、また手足を拘束させてもらいます」と、言われました。

なんとしても、それだけはしてはいけないと思い、

「私が、一晩中、見ていますから、拘束するのは止めてください」と、頼みました。

その晩も、たびたび幻覚に悩まされ、起き上がろうとしましたが、

「誰もいないよ、大丈夫、私が見張ってるからね、安心して寝て」というと、

ホッとしたような様子で、静かに眠ってくれました。

ひどいせん妄は、2日間ほど。

今は、せん妄も溶け、おかしなことは言わなくなりました。




思えば、骨折して、我が家に来てから、異常行動ばかりでした。

ここには書けないくらい、とんでもないことを繰り返していました。


今、母は、しっかりしていますが、それでも不安があるらしく、(幻覚や記憶障害)

私が、「傷が治ったら、認知症の検査もしてもらうよ」と言うと、

「検査して欲しい」と言っています。

そう言うくらいだから、大丈夫だと思いますが。(笑)



ここに書ききれないくらいいろんなことがありました。

心配だったり、切なかったり、疲れ果ててしまったり。

やっと、自分の時間がとれ、心に余裕が出来てきました。

これから先のことは、母や兄と相談して決めようと思っています。



さて、これから、母の笑顔を見に、病院に行って来ます。