「Yakkoだより」

お菓子のこと、わんこのこと、おいしいもの、そして今日のハッピーを書き綴ります。

脱力

2013-11-20 16:29:31 | 今日のできごと
脱力しようと思っても、なかなかできないもの。

でも、極度の緊張が解けた後は、自然に起こるもの。



昨日、母が入院している病院から電話がありました。

「先生から、ご家族にお話があるので、明日の何時に来てください」と。

「はい、わかりました」と、電話を切った後、

話って何だろう?いい話?それとも悪い話?

そういえば、MRIを撮ったって言ってたなぁ、その結果が悪かったんだろうか?

いやいや、ただの経過報告かもしれない、

でも、検査結果は、いつも本人(母)に伝えているから、ただの検査結果なら、母に伝えるはず・・・

と、ぐじぐじと悩んでおりました。

娘一家と息子一家が来て、楽しく食事をしているのに、

私は、ご飯も、喉を通らず、

バカみたい、取り越し苦労はやめなさいと、自分に言い聞かせても、どうしてもスッキリしなかった。

折悪しく、愛猫みゅうの具合も悪く、ダブルパンチ。

みゅうの方は、娘が、すぐに病院に連れて行ってくれて、処置も良かったので、元気に帰ってきたのですが、

母のことは、一晩、重苦しい気持ちを抱えました。

なんともしんどかったので、兄に電話し、一緒に病院に来て貰いました。

前置きが長かったですね、ごめんなさい。

結局、先生の話は、経過報告のお知らせと、

嬉しいことに、いつでも退院できるくらい順調ですよ、と言ってもらえました。

思わず、「あー、良かった!心配で、心配で、胃が痛くなってました」と、漏らすと、

「どうも、すみません」と、先生に謝られてしまいました。

こちらこそ、ごめんなさい。



思えば、父が入院した時、

最後の最後まで、父が死ぬなんて思ってもいなかった。

どうせ、後で笑い話になるんだろうなって思っていた。

かなり深刻な状況になっても、それでも、きっと笑い話になると思っていた。

もし、死ぬとわかっていたら、

私は、何もかもを二の次三の次にして、父と過ごす時間を作ったのにと、

あの時は、あの時で、精一杯、看病したのだけど、

それでも、後悔でいっぱいになっていた。

だからこそ、もう二度と、そんな後悔はしたくないと思っていた。

精一杯したって、悔いは残るもの。

でも、精一杯やるしかないですね。


長々、書きました。

オチは短いです。

そんなわけで、今日は、全身脱力です。

ビールで、祝おうと思います。