寝る前の読書が、楽しみのひとつ。
今、読んでいるのは、
半藤末利子さんの「硝子戸のうちそと」
半藤末利子さんの本を読むのは、初めて。
お名前さえ、知りませんでした。
先日、亡くなられた半藤一利さんの奥様です。
調べてみると、何冊か本を出されているのですね。
夏目漱石のお孫さんということで、知られている方だそうです。
歯切れの良い文章で、クスッと笑ってしまう部分もあって、
読みやすいと思います。
これから終盤は、ご主人が亡くなる前後の話も出てくるようです。
とても、仲の良いご夫婦だったようですね。
エッセイが好きで、よく読むのですが、
どちらかと言うと、私よりお若い方のエッセイより、年長の方のものが好きです。
これから行くであろう道標になってくれるから。
70歳になっていない私は、70歳になった時の体や心持ちがわからないし想像がつかない。
(80代も90代も100歳の方も、わからない)
なので、エッセイやブログなどで、そんな方のお話を聞けるのは有り難いです。
「腰が痛い」「目が見えなくなって免許返納した」「お餅が食べられなくなった」
そんなことも、なってみないとわからない。
わからない将来を示してくれる本やブログは、老いを歩む参考書のような感じで読んでいます。
それと共に、
自分が書く文章も、お若い誰かの参考になればいいな、と思いながら書いています。
ワンたちの話も、しかり。
うちのワンの話が誰かの参考になるかもしれないし、
私も、ブログなどでワンちゃんネタは食いつき気味に読んでいます。
「ああ、そうか、そうなんだ」って、ね。
今回の半藤末利子さんのエッセイも、
経験値があってこその文章に、しみじみ沁みるものがあります。
本って、いいですねー^ ^
心を豊かにしてくれます。
寒い毎日ですね。
どうぞ、温かくお過ごしください♪
明日も良い日で。