雨と、気温のおかげで、(おかげで?)
俗に雑草と言われる「草」がグングン成長しています。
あー、ついこの間、頑張ってキレイにしたのにーー、って
ショックを受けるほどの生育力。
今日も、暑い中、セッセと抜きましたよ。
抜きながら、頭に浮かぶのは、母のこと。
我が家に来ると、真っ先に庭や畑に出て、草むしりをしていました。
土いじりが好きな母でした。
根気よく、丁寧に抜くので、草だらけの畑がスッキリとキレイになったものでした。
その、なにもない所に、ポツンと残っていた「草」がありました。
見ると、それは「ツユクサ」
青紫の小さな花をつけていました。
母は、その小さな花をつけた「ツユクサ」を大事に残していたのです。
今、私は、草引きをしながら、カタバミの黄色やピンクの花を見つけると、
「母なら、この花たちを残しただろうか?」と、考えてしまいます。
カタバミは、頑固な雑草だから、引っこ抜くかな?
やっぱり可愛い花だから、残すかな?
畑で座っていた母の姿は、つい先日のことのようだけど、
今はもう、この世にはいない。
いつか私も、この世からいなくなる。
今は、畑仕事をしているけれど。
精一杯、草引きを楽しまなくっちゃ、ね。(笑)
明日も良い日になりますように。