病院から帰ってきました。

母の顔を見て来ました。

なんと、元気で爽やかな顔でしょう。

頭も、しっかりしています。

「１００点満点！！」と、私が言うと、笑っていました。


私が、病室にいる間に、ちょうど先生が来られて、抜糸をしました。

順調な回復のようです。

昨日から、リハビリも始まり、日常に戻りつつあります。

(良かった)


今後のことを、そろそろ考えなくてはと思っていたところ、

母の方から、１２月から、仕事に戻るようにと言われました。

私も、そのつもりだったのですが、

それより何より、母が無事に退院するまで、見届けなくては。

それに、店を始めて、そして、また休むというような中途半端なことをするなら、

しっかりと安心してから、スタートしたいと思っています。


何はともあれ、すっかり元気(前より元気？)になっている母を見るのは、嬉しいものです。

頭も、しっかりしています。

政治の話も、芸能ネタも、数字の計算も、記憶も、１００点満点です。

母のこと

寒くなりましたね。

今朝は、パタゴニアのシャツを着ました。

これは、暖かい。

着た瞬間に、ポカポカしました。

ホッカイロも買いました。

冬支度が整っています。



母のこと。

今更、母のことを、ここで書くのもいかがなものかと思うのですが、

(母のプライバシーも考えて)

でも、構わない範囲で書くことによって、

今後、これを読んでくださっているどなたかの参考になればという気持ちで書きます。

私自身も、予備知識として知っていれば、悩まなかったのになぁと、

何度も思いました。



伝えたいひとつは、「術後せん妄」という症状です。

これは、まったく知りませんでした。

母の手術後、看護婦さんから、「今晩は、手足を縛らせてもらいます」と、

同意書にサインを求められました。

手足を縛る？

そんなバカなと、思いました。

なんとか、阻止しようと思いましたが、「術後に、頭の管を抜いてしまったら困るので」と言われ、

渋々、サインしました。

それでも、納得がいかず(母がかわいそうで)、

「私が、泊まり込んで一晩中、見ていますから、縛るのは止めてください」

と、頼みましたが、断られました。

そして、翌日、母は手足を縛られたことで、「気が狂いそうだった」と、嘆きました。

それは、そうでしょうね。

こんな残酷なことはありません。

もう二度と、縛ったりしないからねと、母に約束しました。

ところが、母の様子がおかしいことに気づきました。

「蜘蛛がいる」「ねずみが走った」「誰かがいる」などと口走るし、

絶対安静なのに、起き上がって、どこか行こうとするのです。

「寝てないとダメ」と、言うと、とてもイライラした口調で怒るのです。

「誰も彼もが、寝てなさいと言う」と、怒るのです。

表情も、険しい顔をしています。

手術前も、かなり不可解な言動をしていたのですが、

そんなものではない状態でした。

イライラしているし、興奮して、喋り続けるのです。

何時間でも、喋り続けていました。

脳を損傷しているのか？認知症か？

などと、よからぬ心配ばかり浮かび、心は潰れそうになりました。

そこで、ネットで検索したところ、

高齢者に多い「術後せん妄」という症状に辿り着きました。

幻覚や幻聴、記憶障害など、認知症とよく似た症状が出るとのこと。

ただ、違うのは、1週間以内に治まってくる症状だということ。

それで、安堵しました。

その日の昼、家に帰って、休んでいると、病院から電話があり、

すぐ来てくださいとのこと。

先生に呼ばれて、「どんなに注意しても動くので、また手足を拘束させてもらいます」と、言われました。

なんとしても、それだけはしてはいけないと思い、

「私が、一晩中、見ていますから、拘束するのは止めてください」と、頼みました。

その晩も、たびたび幻覚に悩まされ、起き上がろうとしましたが、

「誰もいないよ、大丈夫、私が見張ってるからね、安心して寝て」というと、

ホッとしたような様子で、静かに眠ってくれました。

ひどいせん妄は、2日間ほど。

今は、せん妄も溶け、おかしなことは言わなくなりました。




思えば、骨折して、我が家に来てから、異常行動ばかりでした。

ここには書けないくらい、とんでもないことを繰り返していました。


今、母は、しっかりしていますが、それでも不安があるらしく、(幻覚や記憶障害)

私が、「傷が治ったら、認知症の検査もしてもらうよ」と言うと、

「検査して欲しい」と言っています。

そう言うくらいだから、大丈夫だと思いますが。(笑)



ここに書ききれないくらいいろんなことがありました。

心配だったり、切なかったり、疲れ果ててしまったり。

やっと、自分の時間がとれ、心に余裕が出来てきました。

これから先のことは、母や兄と相談して決めようと思っています。



さて、これから、母の笑顔を見に、病院に行って来ます。

少し、安心。

母の様子は、たいへん良くなって、

私は、やっと落ち着いて眠れるようになりました。


まずは、睡眠を確保し、

料理を作る余裕もでき、

今日は、趣味のコスメ作り(乳液を作りました)を、楽しみました。


明日は、店に行って、来ているだろう請求書を受け取り、

支払いを済ませようと思っています。

しばらくの間、母のことが、１００パーセントになっていたので、

仕事のことが、気になってきました。

やるべきことを、まったくしていないことに、少々、焦っています。


今後のことを考慮しつつ、将来設計をしなくては、

と、やっと考えられるようになりました。

泊まり込み

今朝、自宅に帰ってきました。

母の病室に、兄と交替で泊まり込んでいます。


少々、寝不足。そして、腰痛。

小さな椅子をくっ付けたような簡易ベットなので、

腰痛になったのかなぁ？



母の怪我は、順調に回復しています。

もう、ベットで座って、食事ができるようになりました。

それ以外は、寝て過ごしていますが、

今までは、寝返りさえ禁止だったので、座って食事ができるだけでも、

気分が良いようです。



私も、そろそろ自分の体のことも考えないといけないところに来ている気がします。

そのせいかどうか、

リヨンが、吐いたり下痢したりで、

昨日、病院に行ってきました。

母と、リヨンの看病で、すっかり看護師さんになった気分です。

お休みをいただいています。

長々と、お休みをいただいています。

勝手して、申し訳ありません。



母の様子ですが、

骨折は、日を追って治っているようですが、

頭の中に、内出血が見られ、昨日、手術をしました。

２～３週間の入院になりそうです。


母が我が家に来て、２４時間一緒に暮らしていると、

母のちょっとした変化や異常に気付くものです。

もし、これが、別所帯で、時々会ったり、電話で話したり、ランチに行くぐらいでは、

気付かなかったかもしれない。


頭を打っているということで、

「頭、痛くな～い？」「吐きそうな感じな～い？」「目が見えにくいとか、手足がしびれるとかな～い？」

と、折にふれて聞いていましたが、

「全然ない」というので、安心しておりました。

機嫌もいいし、食欲もあるし、元気だし。

ところが、時々、アレ？と、思うような言動があったのです。

読んだ後の新聞が畳めない、入れ歯の上下・前後がわからない、場所を勘違いする、など。

でも、それも一時的なもので、すぐできるようになるのです。

新聞も畳めるし、入れ歯も入れれるし、場所もわかるし。

だから、おかしいといっても、頭を打った後遺症かな？と、思うくらい。

でも、そんな小さなことが積み重なると、これは何かおかしいと感じるのです。

病院を渋る母に、「頭を強く打ってるから、ひょっとして内出血とかしてるかもしれないよ。

もし、そうだったら、大変なことになるから、病院で診てもらおう」と、説得して、脳神経外科に行きました。

ＣＴを撮ったら、頭の中は、血液でいっぱい。

すぐ入院、翌日、手術になりました。

こんな状態なのに、症状がほとんど出ないことが不思議だそうです。

普通は、歩行困難、しびれや、ひどい場合は、呼吸もできなくなり、意識障害も起こるとか。

母の場合、元気だし、よく食べるし、ご機嫌だったので、気付きにくかったのです。


けれど、手術も、順調に終わり、

これからは、回復を待つばかり。

入院は、２～３週間かかるそうなので、まだ仕事復帰はできませんが、

母の看病に専念したいと思っています。

まだ、お休みをいただいています。

母の怪我も、だいぶ良くなってきました。

転んで、肋骨を６本折り、額の骨にもヒビが入るという重傷でした。

病院では、入院しなさいとも言われず、ただ安静にしなさいという指示でした。

でも、一人暮らしの母が、これでは生活できないので、

我が家に来てもらい、静養していましたが、

昨日あたりから、「痛くなくなってきた」と、庭に出たりできるようになって、

今日は、補聴器を買いに南国まで出かけ、

帰りは、サニーアクシスで買い物もして帰ってきました。

一人でトイレも行けるようになったので、私の役目も、ずいぶん楽になりました。

それまでは、夜中に何度もトイレに行くので、少し寝不足になっていたのですが。

大変な怪我でしたが、日常生活が送れるようになるのは、もう少し。

私も、突然、店を休んでしまったので、とても心苦しかったのですが、

母が完治し、その後の生活の安定を見届けるまで、お休みをいただこうと思っています。

申し訳ありません。