今まで伊豆には何回も行っているが、修善寺温泉は通過ばかりで、今回初めて立ち寄ることが出来た。最初に桂川の河原にある足湯の独鈷の湯とその直ぐ近くの川岸にある河原湯に立ち寄った。独鈷の湯は以前は他の場所にあり、入浴が出来たようである。現在は足湯として存続している。造りは屋根付きで岩を利用しており、座席が岩のため座り心地が余り良くなかった。湯質はアルカリ性単純泉、湯色は無色透明、湯温も適温であった。河原湯は独鈷の湯から道路への階段を上がった直ぐ先にある。湯質等は独鈷の湯と同じである。ただこちらはちゃんと足湯の周囲にベンチがあり座ってゆっくりとつかれる。また湯口も木製で趣あり、屋根も付いていた。両者とも余り個性の感じられない湯に感じられ、これが修善寺温泉の湯の特性なのかと思った。最後に当温泉唯一の帰り温泉施設の筥湯に入った。ここは内風呂のみで、露天風呂は無い。建物に付属して望楼があり、ここから修善寺町内を望むことが出来るようであった。湯小屋は木材をあちこちにふんだんに使用しており、特に脱衣所内の鍵付ロッカーまで木材であった。浴室は床が石造り、壁面が木造で浴槽もオール檜造りで風格があった。シャワー付カランはあるが、浴槽の広さに比べて数が少ないようであった。またシャンプー等のアメニティは無かった。湯は無色透明、適温であるがスベスベ感等も全く無く、足湯同様個性のない湯であった。これは循環装置利用の故か、またここの温泉の特性なのか。建物内部は清潔で、良く管理されていて気持が良かった。番台の小父さんの応対も、懇切丁寧で好感が持てた。筥湯のデータは次の通りである。(入湯日 2012.03.28)
所在地 静岡県伊豆市修善寺町 営業時間 12時~21時
入浴料 350円 休日 不定休 泉質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
源泉温度 60.8度 PH 8.7
湯色等 ほどんと無色、透明、無味、無味、無臭、ガス発生無し
湯の利用状況 入浴に適した温度にするため加&加温有、温泉資源の保護と衛生管理のた
め、循環濾過装置使用、入浴剤無し、消毒剤使用
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