6月7日から、中国で大学入試が始まった。受験生は939万人と報じられている。
日本と違い、大学や専攻ごとの試験は原則行われず、この高考の試験結果のみで合否が判断される。
そのため、高考の社会的注目度や受験生のプレッシャー、親の力の入れ様は凄まじいものがある。→こちらのブログ
このような背景では、色々な不正が行われるのが常である。
受験生に成り済ました大学生らが受験する「替え玉受験」が河南省だけで127人発覚した。同省ではほかにも大規模な替え玉受験が行われた疑いがあり、教育省や公安部門が調査に乗り出した。
当局は金属探知機を配備するなど対策を強めているが、毎年のように新手のカンニング策が登場、いたちごっことなっている。←6月18日Serchina
不正に関与した人物によると、河南省杞県のケースでは、大学関係者らが主体となって仲介。
“顧客”は県の「金持ちの官僚」で、費用は結果に応じて2万~5万元(約33万~82万円)で、名門大学に合格するレベルの結果が出た際は「要相談」という。←6月18日MSN産経、 6月18日新京報網