コロナ感染の「第3波」は、峠を越えつつある。1日の新規陽性者数が2,000人を超えたのは昨年11月18日で、1月8日には7,863人まで増えた。1月11日の週以降、減少している。全国の一日の新規感染者数は、2月2日には約1,780人まで減少。
2月9日、全国の新規陽性者数は1,570人と。東京では412人、神奈川では142人と大きく下がっている。
非常事態宣言は、栃木県を除く10都府県で3月7日まで1か月延長することになった。→先週の弊ブログ参照
こんな中、ワクチン接種スケジュールが気になる。
接種開始に向け、神奈川・川崎市では1月27日、新型コロナワクチンの集団接種を想定した全国初のテストが行われた。→#集団接種のテスト
欧州連合(EU)で日本向けの新型コロナウイルスワクチン輸出が初めて承認された。→こちらの2月6日報道
ワクチンが日本に届くのは、2月中旬と予想される。厚生労働省は8日、米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルス感染症ワクチンについて、12日に製造販売の承認を認めるかどうか判断する審議会の部会を開くと発表した。了承されれば15日に承認し、17日にも接種を始めると。→こちらの報道。
医療従事者からの接種が始まるので、我々高齢者の接種は4月以降か?
しかし、ここへ来て、ワクチンの確保数に疑問が出てきた。ワクチンの1瓶あたりの接種回数を6回から5回に見直すと。国内で確保している注射器だと5回分しかとれないとわかったためだ。→こちらの報道 詳細はこちら
1億4,400万回分(7,200万人分)の接種が想定されているが、減る可能性がある。上記EUの承認内容は詳細は不明だが、7,200万人X5/6=6,000万人分となり、上記スケジュールは遅れる可能性もでてくる。
昨年7月に、注射器メーカーに供給増加を要請していた(→こちらの報道)が、欧米でのワクチン接種はまだ始まっていなかったので、注射器のタイプについてはわかっていなかったようだ。
本件に関し、こちらの#NHKの報道では「アメリカの製薬大手ファイザーが開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省はこれまで1つの容器で6回の接種を予定していましたが用意した注射器では5回分しか採取できないことを明らかにしました。
一方、ファイザーは1つの容器で6回の接種を前提にしているため現在、計画されている供給量で接種を受けられる人数は2割近く減る計算になり、供給の時期などに影響が出ることも懸念されます。」と
しかし、ファイザーのワクチンの瓶には6回でなく、5回分と書かれており、NHK(政府発表?)には疑問が残る。
#副作用などの問題に関しては、医療従事者から接種が始まり、高齢者への接種が始まるまで約1ヵ月半の時間があるので、この間で、先に接種した医療従事者達の経験からなど問題が明らかになってくるだろう。
ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!