立川志獅丸さんは、東日本大震災以降、度々いわきを訪れ、落語で私たちに笑いを届けてくれる。
今日はいわき市泉町での落語会。
小学生がたくさん。
今日の演目は「時そば」、「禁酒番屋」、「子ほめ」、「饅頭こわい」という、よく知られたお話。
子供達にとって江戸っ子の言葉って分かりづらくて、面白さが伝わらないだろう、それに1時間座って聴き続けるのは厳しいだろう、と思っていたら子供達に大ウケ。
体をのけぞって笑っている子もいた。
志獅丸さんが遠くを見ながら、「おい八五郎」なんて言うと、子供達は本当に八五郎さんが後ろにいるんじゃないかって思うらしく、何人も振り返るのがまた面白かった。
落語はもちろん面白かったが、合間に短いお笑い話を子供達に教え、子供達が高座に上がって披露したのがまた良かった。
最初はなかなか言葉が出なかった子供達が、進んで高座に上がるようになり、積極的に話をするようになった。
将来立派な噺家になれるだろう。
最後は子供達からサインをねだられた志獅丸さん。
大スターのようだった。
楽しいひと時を過ごすことができました。ありがとうございました。