この映画を観ようとKuramotoに行ったら閉まってました。
そうでした。水曜日はここではなく、いわきPITでやるのでした。
大急ぎで10キロ離れた会場に向かい、何とか間に合いました。
相変わらずドジです。
映画の場所はカナダの田舎町。カナダ映画って(アメリカとの合作はよくあるものの)観たことがなかったですね。
時は2003年。レンタルDVD全盛期の頃です。
主人公ローレンスは映画大好きな高校生。映画監督になるのが夢でニューヨーク大学に行くことを目指しています。
ただ社交性に乏しく、自己中心的で、母親ともうまくコミュニケーションが取れません。
唯一の親友とも離れることになり、アルバイト先(レンタルDVD屋さん)でも問題を起こします。
しかしやがて独りよがりなローレンスが、一歩踏み出す時が来ます。
アルバイト先の先輩に聞きます。「どうしたら人に好まれる人間になれる?」
先輩(年上の女性)は「他の人の話をきちんと聞くことよ」と答えます。
新しい学校での生活が始まりますが、生まれ変わったようなローレンスがそこにいました。
少年から青年になる辺りのちょっと甘酸っぱい青春コメディ。
セリフが多い映画を字幕で観ると少々疲れますが、主役を演じたアイザイア・レティネンさんはラッパーらしいので、テンポの良い話し方が印象に残りました。