日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

企業(国)の責任どこまで

2006-10-14 | 危機管理
不謹慎と取られるかもしれません。
不謹慎な事を言いたいのではなく
企業の責任を痛感し、川上から川下へ
全ての過程において、危機管理をしていく必要があることを
理解して欲しいと思っています。

数年前から企業のモラルがうるさく言われています。
牛乳の事件しかり
牛肉の事件しかり
自動車の不具合しかり
家電の事故しかり

そして今、ソニーが窮地に立たされています。
その対象になっているものはリチウム電池
火災発生の可能性があるということです。
回収交換をしなければいけない数は
やがて800万個にも及びそうな勢いです。

普通の企業であれば存続すら危うくなるような莫大な費用です。
勿論、人命に関わる可能性があるものですから
無償交換は当たり前のことです。

しかし、ここで気になるのは
BSEです。
アメリカは全頭検査は非合理的だといっています。
リチウム電池は数から言うと数万分の一の確率で事故が発生しています。
しかし、一個一個に至るまで企業は責任を果たそうとしています。
耐久財だからでしょうか?
決してそうではないと思います。
企業の姿勢だと思います。
ナショナルにしても
今回のソニーにしても
随分、真摯に事故に取り組んでいると思います。

日本の国はBSEに関して
他の薬害訴訟のようなことを考えていないのか不安になってしまいます。
真摯に経営をする企業を応援してあげたいものですね。
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隣の芝は・・・

2006-10-14 | 自己啓発
某会計事務所の社内研修講師をしてきました。
総勢40名ほどの参加者
会計事務所内の研修でこれほどの人数に遭遇したことの無い私は
一瞬たじろぐ自分を感じずにはいられませんでした。

毎月の社内研修の中で貴重な研修時間の一部を
私に割り当てて頂いたようでした。感謝!感謝!

規模が数名の会計事務所さん
そして今日のような職員さんがたくさんな事務所さん
個別の会計事務所研修でいつも感じることがあります。
それは、総じて皆さんまじめであるということです。
明るい暗いは別として(今日は明るかったです。)
皆さん非常に仕事熱心だということです。

一般の企業研修も年間数件こなしますが
人の話しを聴く能力は
会計事務所のスタッフが一番かもしれません。

他社への研修会を終えていつも思います。
自社のスタッフをこの人たちに負けないスタッフに育てないと
たくさんの会計事務所スタッフの単なる一員としてしか
見られなくなってしまう。
自社のスタッフを光り輝かせてあげたいと思います。
社員教育には、終わりがなさそうです。
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ああ勘違い!

2006-10-14 | 良い税理士・悪い税理士
どの業界にも同業者団体というものがある。
これは政治的要求やその業界を周囲に理解してもらうため
業界自体の秩序や地位向上のために作られていることが多い

我々税理士の業界にも税理士会なるものがある。
しかし、この税理士会が時代の流れに乗れないでいる
確かに平均年齢62歳とも63歳とも言われる業界である。
少なくとも半分は平均年齢以上であることを考えると
業界自体を時代の波に乗せることは至難の業になってくるのかもしれない。

最近、苦慮しているのが電子申告である。
電子申告は誰のためにするのか
インセンティブが無いのか
もっと使いやすいソフトは無いのか
こんなことばかり言って誰もやろうとはしていない現状がある。

税理士は税理士法に基づき
税理士の資格で無償独占業務を行っている。
税の相談は税理士にしかできないという特権を貰っていながら
その資格を大切にしない人が多すぎるのである。

電子申告の普及に国税局が税務署が四苦八苦している
こんなときにこそ我々税理士が力を発揮し
強力に推進しない手はないのである。
数値目標が達成できた折には
感謝されこそすれ、恨まれる事など微塵もないのである。

税理士は国の制度です。
国の制度の下で仕事をさせてもらっていることを理解して
税理士の業務、本分を実施していって欲しいと思っているのは
私だけなのだろうか・・・。
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