日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

108人目の犠牲者

2006-10-16 | つれづれ
昨日亡くなった荒川さんの報道がされている。
福知山線事故の108人目の犠牲者である。
事故直後の一人では歩けない状態の彼女の姿が報道され、
そして今回の死に関する遺書などを知るにつけ、人の気持ちを考えない
株主にしか目を向けない企業の有り方を不条理に思ってしまう。

彼女は遺族ではないらしい。
12年間も一緒に過ごした最愛の人を奪われたにも関わらずである。
JRは、便乗を嫌ったのかもしれない
しかし、法の下で心が通じ合っていなくても夫婦であるものは
遺族として補償し
実質的に夫婦であったものにはひどい仕打ちをしている。
JRの担当者は想定外のような言い方をしている。
そんな企業人の話を聞くにつけ
人の心を失った企業人を哀れに思う。

あってはいけない。
絶対あってはいけないのです。
企業は人です。
人の心を失った企業は存在してはいけないのです。
企業は人のために生きてこそ初めてその存在意義があるのです。

反省してなんて言っても反省はしないでしょう。
しかし、人の心が有るなら反省をして欲しいものです。

もしもあなたの最愛の人が亡くなっても同じことが出来ますか?
またまた、剥きになってしまいました。反省!
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遮断する勇気

2006-10-16 | 経営改善
忙しい!
経営者にとって甘い蜜の言葉である。
忙しければ、たとえ儲かっていなくても自己弁護できる。

昔から言われることだが
忙しいという字は「こころ(心)をな(亡)くす」と書きます。
忙しさは決して良いことではないのです。
なのに忙しい忙しいと言っては自己満足してしまいます。

忙しさを断ち切る方法が有ります。
非常に簡単だけれども勇気が要る方法です。
それは、仕事をやらないことです。

えっ!
そんなことしたらますます忙しくなってしまう。
そんな風に思われるかもしれません。
しかしそうではないのです。
忙しいと言っている人に限って他人の仕事を取っている事が多いのです。

社長がエクセルで集計作業をやっていませんか?
専務が慣れない手つきで最新鋭の機械を操作していませんか?
事務員さんが、他の従業員さんの代わりに買い物などに行っていませんか?

社長は経営を考えなければいけません。
専務も同様です。
事務員さんは、便利屋さんでは有りません。
みんな少しずつ勘違いをしていることはありませんか?

一度、手元を止めてみてください。
本当にそれはあなたの仕事ですか?
他人のすべき仕事をしているとすると
あなたは親切をしているのではなく
人の仕事を盗る泥棒なのです。

簡単だけれどもなかなかできない。
でも、やってみたら驚くほど効率が上がります。
どうぞ、実行してみてください。
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自殺の連鎖

2006-10-16 | つれづれ
自殺がニュースのトップになることが多くなってきたように思います。
中学生の自殺
小学生の自殺
そして、福知山線事故の被害者の恋人の自殺
先ずは亡くなった方達のご冥福を祈りたいと思います。

自殺をする人の心理に
誰かに自分の気持ちを伝えたいということがあるそうです。
したがって、死に場所は目立つところ
残った者達がショックを受けるような死に方を選ぶことも多いようです。
また、自殺のキッカケが欲しくて
その機会を見計らっている人も少なくありません。
そういう意味では、最後の行動に移すキッカケが
ニュースにあるといっても過言ではありません。

自殺は明らかに心の病です。
その心の病をわかってあげられる
治してあげられる人が周囲にいなかったことによります。
わかって欲しいのに分かって貰えない。
ニュースを見ると自殺した人の心の中にまで入り込んで
あたかも自殺した人の本分が遂げられたかのように報道してしまっています。
そのニュースを見ると自殺志願者は
自分の思いを分かって欲しいという気持ちが強くなってしまう。

自殺報道は気をつけないと連鎖を引き起こします。
年間の自殺者が3万人にも及ぶこの時代
報道の仕方一つでこの悲しい数字がもっと増えてしまいます。
報道機関は自分が影響力を持っているということを理解して
必要な報道をしていって欲しいものだと思います。


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