賃金の引き上げ。中小企業で実現できるのか？

マイベストプロの姉妹サイトがあります。
その名も「JIJICO（ジジコ）」専門家による時事コラムです。

どうしたら原稿を投稿できるのだろうかと思っていたら
なんと事務局から執筆依頼がきました。

それで、夜中に原稿をせっせと書いて寄稿したところ
今日の発表と相成りました。

少しはそれらしいことを書いてありますので読んで頂けると幸いです。


JIJICO（ジジコ）専門家による時事コラム
「賃金の引き上げ。中小企業で実現できるのか？」

資本的劣後ローン利用のススメ

昨日資本的劣後ローン利用企業の促進のお願いがありました。

資本的劣後ローンとは
借入金を５年～15年固定化し（この間、元金の返済がない）
かつ、その借入金を金融機関は借入金ではなく資本金とみなすという
企業にとって、バラ色の借入金です。
これによって、債務超過の企業は債務超過を脱することが出来る反面
金融機関にとっては、その借入は
他の債務に劣後する（企業に何かがあった時一番最後に回収の順番が回ってくる）というものです。

債務超過が続き経営基盤が揺らいでいる
資本金を集めたくても出資者がいない
新規の借り入れをしたいが既存の借入が足かせとなっている
そんな企業にとっては魔法の杖のような手法です。

もちろん企業にとってバラ色の様なことばかりではありません。
金利です。
昨日説明に来られた金融機関ではその総資本に占める減価償却前当期利益の割合により
利益率５％以上の場合は年６％台
利益率０～５％の場合は年４％台
利益率～０％（赤字）の場合は０．４％とのことでした。

金利の問題があるにせよ
借入金が資本金とみなされる
こんな夢のような手法
使わない手はありませんよね。



資本的劣後ローンのご相談は
税理士法人　泉が丘会計センターへ