答えは従業員が持っていた

「粗利低下が止まらない。何とかしてくれ！」
悲痛な叫びにも似た声が聞こえてきました。

早速飛んで行くと老練な経営者様は
「自分では理由がつかめない。どうすれば良い？」
頭を抱えています。

「これを見て欲しい」
昨年との商品別利益率一覧表を私に見せてくれました。

こんな時は現場の人に原因を聞くのが一番です。
「一人ずつ呼んで頂けませんか？」
私の一言に経営者様は順に担当者を一人ずつ呼んでくださいました。

顔を引き攣らせながらも
担当者は代わる代わる社長室に来て
私のヒヤリングに声を発してくれました。

結果
①お客様からの強烈な値下げ要請
②強引な返品
③予算を与えられないままの業者協力
④取引先との人間関係
⑤社内情報の共有不足による個人プレーの連続
などが原因として挙げられました。

原因が分かった以上その解決を図ることとしました。
例えば
①取引先ごとの粗利の把握
②返品ルールの見直し
③値決め時の予算厳守（予算化も含め）
・・・

「なんだ、皆答えを持っていたんだ…」
経営者様は拍子抜けしたような顔をされていましたが
お客様に一番近い所にいる従業員が
業績回復の答えを持っているのだとご理解いただけました。


次は御社の順番かも知れません。



業績アップはお任せ下さい！
有限会社　グランドリーム