大人の事情

当社では、決算打合せの時に関与先様にあるお願いをしています。

それは、新年度に設備投資したいものや修理したいもの
レンタルやリース、大量の消耗品の購入などの予定が有るものの
見積書を取ることをお勧めしているのです。

その見積もりを取るときにひと言必ず付け加えて頂きます。
「直ぐにはできないけれどお金が貯まったら買いたいから…。」
この一言を必ず付け加えて頂くのです。

「そんなあてのない設備投資計画の話しなんかできない！」なんて言わないでください。
企業には大人の事情というものが有るのです。

昨年は、ある企業様がとんでもない値引き額で社用車を購入されました。
また、他の会社様はこれまたとんでもない金額の値引きで機械購入されました。

そして実は私自身の会社でも
今回の新社屋建設に当たり
色々な企業様が「大人の事情」で商品をお持ちになろうとされています。

どうしてもあと一台売らなければならない
どうしてもあと100万円売らなければならない
どうしても在庫処分しなければならない
企業にはその時々で「大人の事情」が存在するのです。

企業は困りに困ったとき藁をも掴む気持ちで誰かに縋り付きたくなります。
その時に名前を思い出してもらえれば
破格の値段で設備投資や修理ができたりするのです。

1円の儲けを得るのが難しい時代です。
設備投資段階での利益創造も大切な経営活動ですね(^_-)-☆





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