小さな器の中の自分

long, long ago

私が42歳で事業承継をした際に最も困ったこと
それは、世の中の事を知らなかったことです。

事務所では長年「副所長」という立場でした。
そしてお客様との間では「先生」と呼ばれる関係でした。

23歳になる年に大学を卒業し
28歳で税理士の資格を取り
42歳までの14年間
事務所とお客様が私の世界のすべてでした。

結果、井の中の蛙になってしまっていました。
小さな器の中で起こっていることがさも常識であるが如く
小さな器の中で起こっている理不尽をさも当然の事として
小さな器の中でいつの間にか裸の王様になっていたように感じます。

いつの間にか自分自身に甘くなっている自分が有ったように感じます。
先ずは自分自身の足元から立て直す必要があると感じています。

もう一度基本に立ち返り
①　爽やかな挨拶ができるようにする
②　整理整頓できるようにする
③　笑顔でいることが出来る
④　適時正確な報連相が出来るようにする
⑤　分からないことは真摯に教えて頂く
⑥　何事にも感謝の気持ちを持つ

今さらということばかりですが
基本を忘れないように率先垂範する所存です。

他人事じゃない！自分事！

自分が生きて行く中で遭遇することはすべて「自分事」です。
喜怒哀楽色々な感情の中で生活していますが
その直面するすべてが「他人事」ではなく「自分事」なのです。

自分事ということはその直面するものが
喜ばしいことになるのか
怒りに満ちたものになるのか
哀しさいっぱいになるのか
楽しいことだらけになるのか
すべて自分次第という事になります。

自分の身の回りに起こる全てが自分発だと理解できれば
ある意味腹をくくることが出来ます。

今の自分にとって好ましくないことはすべて自分発であり
自分が解決すれば良いことになります。

自分が苦しいのにその対策を他人に任せるから
自分の思いではない方向へ事が動いてしまうのです。
そしてその仕打ち（？）はまた自分に帰ってくるのです。

私の心を支配しようとする邪悪な感情が
すべて自分発という事は
自分自身がその邪悪な感情を心から排除すれば良いという事です。

戦うのではなく
その感情を受け入れ対処する
そんなことが容易にできる自分になりたいと思います。

さて、今日はどんな自分事を楽しみましょうか!(^^)!