1999年に亡くなった経営コンサルタントの一倉定氏
生涯5000社にも上る経営コンサルをされたコンサル会の神様のような方です。
その一倉定氏が生前「会社を滅ぼす社長の3タイプ」を挙げています。
その3タイプとは
① 数字を見ない社長
② お客様のところへ行かない社長
③ 社員の批判ばかりする社長
だそうです。
「なあんだ!そんなことか!」
という方もいらっしゃるでしょうし
「う~ん!ごもっとも!でも、出来ていない!」
という方もあろうかと思います。
私が税理士もやっているからという訳ではありませんが
数字を見ようとしない社長で成功した社長は見たことがありません。
気が弱いせいもあり私自身
毎日いや毎時刻々と移り変わる自社決算に注目しています。
それだけやっていてもまだ数字を見足りないと思うこともしばしばです。
そして自社に引きこもって仕事をしたふりをするのもご法度です。
社長はお客様の手元足元で起こっていることを実感し
その状況に応じた自社対応をすべきです。
世の中の変化に対応できない会社は社長自身がお客のことも見ずに
仕事をしているフリをしていることにほかなりません。
そして社員の批判をする社長
まさに天に向かって唾を吐く行為です。
すべて自分発で自分が不満を持つ社員を作り上げているのに
自分が作った不足だらけの社員への不満を漏らすなんて
恥ずかしいにも程があります。
今日、ここに書いたのは社長のことばかりを言っているわkではありません。
上司、先輩にも当てはまることです。
今まであまり興味を持たなかった一倉定氏
少し勉強したいと思います。