ひっきりなしに切実なお声を頂いています。
私たちは生きていくために働いています。
中には事業に成功する人もいれば
失敗する人もいます。
中には失敗を苦に自らの命さえ投げ出そうという方もいます。
私は事業の失敗を命で償う必要はないと考えています。
事業の失敗と命は全く別なものです。
そう思っているものの
それでも自分自身も経営者であるが故に
資金繰りの心配や従業員のこと、
行く末などに日々胃を痛くするのは誰よりも理解できているつもりです。
どんなに安泰と言われる状況でも悩みは尽きないものです。
企業再生を生業としている身として
一番に思っているのは経営者の命と精神
これらを壊して欲しくないと思っています。
ある種の開き直りも必要ですし
ある種の鈍感さも必要です。
行く末を案じてばかりいると身も心も持ちません。
「なんとかなるさ」くらいの心持を持って欲しいと思っています。
債権者の方々からは無責任と思われるかもしれませんが
反転攻勢をかけられるようになるまで時間を掛ければ良いと思っていますし
また、諦めずに事業に精を出すメンタルを持って欲しいと思っています。
そんな状況に持って行けるよう
私自身も常に勉強し、経験し、経験を積んでいます。
今日は6月1日
今月でもう2023年の半分に到達する日になりました。
今年はいつにもまして時間の過ぎるのが速く感じています。
それほど激動の世の中ということだと思います。
経営環境的には
原材料の高止まり
円安
人件費高
金利高
これらが続きそうな気配です。
決して経営にとってプラス材料ばかりとは言えない状況です。
気を引き締め直して歩を進めて参ります✊
