近年、銀行の支店が次々と統廃合され、ATMの数もどんどん減っています。
地域によっては、
「気が付けば近くの銀行がなくなっていた」
「いつものATMが撤去されていた」といった状況を嘆く声も多くなりました。
こうした背景には、銀行の高コスト体制の是正が大きく関わっています。
支店を維持するには建物の管理や人件費など多額のコストが必要となり、
利用者の減少やネット取引の増加などによって、
そのコストを負担する意味合いが薄れているのが現実です。
また、少子高齢化や若年層の現金離れといった社会構造の変化、
さらにキャッシュレス化が加速している点も理由のひとつといえます。
しかし、私たち利用者は「不便だ」「困る」などと文句ばかり言っていることに何ら価値はありません。
確かに急に支店が統廃合されたり、ATMが廃止になると慌ててしまいますが、
ならば“ネット銀行”などの新しいサービスを使えば良いだけです。
ネット銀行はスマホやパソコンで24時間365日使えるうえ、手数料が比較的安く、
振込や残高照会、各種の手続きもオンラインで完結できるなど利点が多いです。
最初は「よく分からない」「面倒くさい」と感じるかもしれません。
でも、一度慣れてしまえば、従来の「見える銀行」を訪れる手間や時間、
さらにはATMの場所を探すストレスから解放されるのです。
「文句を言うより慣れれば勝ち」なのです。
新しい金融機関の形に順応していけば、
もはや「昔はこうだったのに…」と嘆く必要すらなくなるかもしれません。
今は「慣れる」チャンスです。
ネット銀行やキャッシュレスなど、次々に登場する便利な選択肢を
積極的に取り入れれば、不便が便利に変わるのですから😄