能登の復興が遅々として進んでいません。
現場で復興に尽力して下さっている方々に
非難や批判を言っているのではありません。
むしろ、炎天下で
終わりがないと思えるほどの瓦礫を目の当たりにしながら
現場作業に当たって下さっている姿には
本当に感謝と申し訳なさでいっぱいになります。
ただ、
もうすぐ半年を経過しようとしているのに
あまりにも国や県が
その役割を果たしていない姿には
ただただガッカリさせられています。
なぜ国は奥能登4市町に能登復興庁を開設しないのでしょう?
復興大臣が能登に足を運ぶのではなく
大臣室を能登に置けばよいだけではないでしょうか?
一度や二度の視察ではなく常駐するのです。
大臣が無理なら副大臣だって良いのです。
予算措置が
前例が
・・・。
その対応の遅さが震災後
対前年比40%増の死者数に繋がっているのではないでしょうか?
石川県も同じです。
知事は能登から出ることなく
毎日地元住民と向き合い
今何をすべきかを直接指揮すべきではないでしょうか?
知事が無理なら特命副知事を任命し
その特命副知事に復興復旧の指揮を執らせれば良いのです。
なぜそんな簡単なこともできないのでしょうか?
行政を上から無理やりにでもねじ込むのが
総理大臣であり県知事なのではないでしょうか?
国も県もあまりにも思考停止になり過ぎています。
予算が無ければ
計画が無ければ
順を踏まねば
そんなことを言っているから
日本全国
全世界から
能登が見捨てられてしまうのです。
予算は後で付ければ良いのです。
計画なんてなくても必要なものから順に進めれば良いのです。
順序順序と言って調整しようとするからいつまで経っても進まないのです。
思考停止になる理由は
直接肌で感じる情報の少なさと
保身が原因と思います。
直接肌で感じてください。
身を心を粉にして対応してください。
そこに「けしからん!」などと言って非難する人はいません。
いないどころか「感謝の気持ち」しか芽生えてきません。
どうぞ思考停止にならぬよう
頭と体をフルに働かせて頂きたいものです。