税の公平性は担保されるべき
納税は国民の義務であり
1円の払い過ぎも1円の脱漏も許されません。
国の根幹をなす税金に関わる身としては
日々緊張しながら業務にあたっています。
お客様から毎月報酬を頂きながら
正しくないものは正しくないものとして明言し
時にはその関与さえなくなることを覚悟しながら
日々正しくあるべきと
自分自身も当社自身も関与先様も真摯に対峙しています。
が、税務調査はあります。
担当官曰く
どんなにしっかりしていても10年に一度は訪問して
その経理状況を確認させて貰わないといけないとのことです。
各税目で税務調査が毎年行われています。
その各税目で目を見張るのが
対前年比の非違金額です。
ほとんど変わらない。。。
殆ど変わらないなんて、そんな筈が有り得ません。
毎年違って当たり前と思っています。
しかし、変わっていない。。。
そこには、税務調査での現場での手法が変わっていないことにあると思われます。
そして、その手法の多くがいわゆる「期ズレ」に終始するというものです。
期ズレは実質的な税の脱漏ではなく
今期に納めるか来期に納めるかだけの違いであり
高い高い給料の調査官達が血眼になって調査する内容ではありません。
本当に税の公平性を担保するなら
期ズレに終始する税務調査のあり方は考えるべきだと思っています。