日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

良い借金 悪い借金

2022-02-24 | 税金・節税・資金繰り
私は私個人と会社を含め現在20億円超の借金をしています。
年1.2%の金利の条件で借りているとすれば
金利だけで月間200万円、年間2400万円の借入金利を払っていることになります。

そしてこの借入を20年で返済しようとすると
年間1億円
10年で返そうとすると年間2億円の元金返済が必要になります。
月額1000万円、2000万円単位で返済をしていることになります。

「そんなに借りてどうするの?」
と思われるかもしれませんが
これが私の仕入れであり
ノウハウの取得であり
経験値の取得であり
広告宣伝の一環を成しています。
なので借入は大きければ大きいほど私の事業の力となってくれます(ハズです)。

最終的に借入は
金利と元金を返すだけの収益(利益)を挙げられれば良いのです。
元金と金利が返済できるのであれば
いくらお金を借りていても良いのです。

ウクライナ情勢や
コロナ後を見据えた世界的好景気により
金利が上昇傾向にあります。
この状況下でも金利と元金が返せるのなら
借入をしてでも更なる売上、利益が上がる手立てを考えるべきなのです。

私の借入は当面30億円がMAXだと思っています。
これは次なる収益の柱(太い柱の必要無し)が見えてこないので
現在進行中のプロジェクトが終了した時点での借入残高が
30億円で止まるであろうということです。

よく
借入が無かったら毎月の収入は全部自分のものになるのに
なんで自分の収入のほとんどが返済に回るような勿体ないことをするのか?とも言われるのですが
借入が無かったら
金利や返済元金を上回るような収入は得られないのです。

金利ゼロに近いような経済環境がずっと続いていたのに
そのチャンスに目を向けることなくコツコツと預金ばかり増やしてきた方に
これからの爆発力はありませんでした。
借入返済はあるけれど爆発的収益獲得能力を持つことこそ
これからの厳しい世の中で生き残っていけるチャンスがあるのです。

借入は「悪」なのではなく
借りないのは「悪」であり
返せなくなるようになるのが「悪」なのです。

無理に借りれをしなさいと言っているのではありません。
借りないことによる大きなチャンスの取りこぼしがあることもある。
そうお伝えしたかったのです。

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