日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

置いてきぼり日本のIFRS

2013-10-12 | 経営・経済用語あれこれ
久しぶりにIFRS(国際財務報告基準)の研修会に参加しました。

民主党政権により何もかも先送りにされた3年半
IFRSへの準拠も例外ではありませんでした。
国際財務報告基準への適用判断先延ばしにより
私はおろか日本の上場企業の大半も
その準備を先送りしてしまいました。

古くまで遡るとバブル期
日本は世界の不動産や企業を買い漁りました。
では、その後日本経済が衰退した時に
世界は日本を買い漁ったか?

答えは「NO」です。

一部、日産がルノーの傘下に収められたりしたものの
世界は日本企業への投資を積極的にはしませんでした。
その理由がガラパゴス化された日本の会計基準が有ったからです。

私自身ものんびり構えてきたIFRSですが
また、任意適用という甘い言葉でその適用を先送りしてきた日本企業ですが
これだけグローバル化した世界の経済状況の中で
そして、アベノミクスで世界の注目を集める日本となったことで
会計の基準も世界標準に準拠させていく必要が出てきているのです。

最近、規模の大きな企業様
海外で生産拠点を持つ企業様とのお付き合いが多くなってきました。

海外からの投資を呼び込んだり
海外子会社を持ったり
そんな企業様は間違いなくIFRSへの準拠が必要となります。

弊社もしっかりサポートできる体制を構築して行きたいと思います。

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