昨夜6時から
ウクライナゼレンスキー大統領の日本の国会での演説がありました。
拍子抜けするほど日本に感謝し
日本に期待し
そしてこれからの日本とウクライナの関係を更に良くしたい
そんな内容の演説でした。
ゼレンスキー大統領の各国国会での演説では
イタリアではイタリア国民の
イギリスではイギリス国民の
アメリカではアメリカ国民の
ドイツではドイツ国民の
その他の各国での演説において
すべてその国の歴史、文化、過去の戦争とのかかわり
そして今現在のウクライナへの支援について
その国の国民が最大限納得するような内容で演説しています。
使い方はおかしいかもしれませんが「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
相手の懐にしっかり入り込みその支援を勝ち取る
いずれの国においても
演説後の支援策はかなり大きなものになっています。
ゼレンスキー大統領は元々コメディアンであり俳優
そしてテレビ番組制作会社の社長という経歴を持っているせいか
彼の側近でも映画監督経験者やIT関係の元社長など
今日の「見せる(魅せる)」世界の最先端の人たちを揃えています。
相手をよく知り
相手からの最大限の成果を引き出す。
私たちの普段の交渉ごとにも大変参考になるような姿を
日々見せてくれています。