読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『マジョモリ』(絵本)

2012年04月05日 | 想像の翼を広げる本
今日から子供たちは学校です。
始業式なので、すぐ帰ってきてしまいますが、午前中静かなのは久しぶりです~。
さてさて、今日はそんな静かな春の日におススメの一冊です。
読み聞かせするには長いのですが、一人読み(小学校中学年~大人)でしたら、あっという間に読めますよ(^^)

マジョモリ
梨木香歩・作 早川司寿乃・絵
理論社


ある朝つばき(小学生くらいの女の子)が目を覚ますと、机の上に手紙がおいてありました。

まじょもりへごしょうたい

つばきは大急ぎで服を着ると、その手紙を手に持って家を飛び出しました。そして、森に入っていきました。
大人が「御陵」と呼ぶその森を、子供たちは「まじょもり」と呼んでいます。
入ってはいけないと言われている森にどんどん入っていくと、急にぽっかりと陽が射している場所に出ました。
そこには誰かが座っています…。
「ごしょうたいしてくれたのは、あなたですか」「そうよ。一緒にお茶でもいかが」
つばきは、嬉しいような、用心した方がいいような、両方の気持ちになるのですが…。


『西の魔女が死んだ』も書かれている梨木香歩さんですが、こちらの本も静かで美しくスピリチュアルな雰囲気が漂う素敵な絵本です。

パステルカラーの絵も美しく、それぞれのページの構成(文章と絵の配置)がすべて独特で、ページをめくるたびにワクワクします♪

日常から離れてリラックスしたいときに、春のポカポカした陽だまりの中で読むと最高です!
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コメント
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