読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『王さまライオンのケーキ』(絵本)

2012年09月11日 | 数・図形・算数に親しむ本
昨日の小3国語クラスの生徒さんたちは、算数も大好き♪
「分数のことも知ってるよ~」とのこと(^^)。
そこで、昨日はこちらの本を読みました。
王さまライオンのケーキ はんぶんの はんぶん ばいの ばいの おはなし
マシュー・マケリゴット 作・絵 野口絵美 訳
徳間書店

ある日、アリは王様ライオンから招待状をもらいました。
王様ライオンは毎年、動物たちを何匹か招いてごちそうするのです。

そして、食事会の日がやってきました。
食事の最後には、デザートに大きなケーキが出てきました。

王様は、「自分の分をとって、となりに回しなさい」と言うと、ゾウにケーキを渡しました。
ゾウはケーキの半分を取って、次に回しました。次の動物も、半分を取って、隣に回しました。

そうしてみんなが半分ずつ取っていき、最後のアリに回ってくるころには、ちっちゃなかけらになってしまいました。
王様ライオンの分は残っていません。

アリは「王様の分がなくなってしまい申し訳ありません。明日、王様にイチゴのケーキを焼いてまいります。」と言いました。

すると、他の動物たちも負けずに「私もケーキを焼きます!」と言い始めます。
負けず嫌いな動物たち、ケーキは無事に焼けるのでしょうか?


分数や「倍の倍」という考え方に親しめること、間違いなしの1冊です。
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