読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか。』(写真)

2014年08月28日 | 世界に目を向ける本
来週からいよいよ学校が始まる子どもたち。
そこで、小学生国語道場では、こちらの本を読みました。
ぼくたちは なぜ、学校へ行くのか。: マララ・ユスフザイさんの国連演説から考える (単行本)
石井光太
ポプラ社

マララ・ユスフザイさんをご存じですか?
少女が学校へ行くことを禁止した武装グループを批判し、教育を受ける権利を主張しつづけたため、武装グループの男に銃で頭を撃たれた少女です。

この本の前半には、マララさんが2013年7月12日に国連で行った演説がおさめられています。
そして、後半には、国内外の様々な場所へ行きそこで生きる人々の話を聞いて本にまとめる仕事をしている石井光太さんの文章、「ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか。」が載っています。

「なんで、学校に行って、勉強しなければならないの?」という質問を子どもにされたら、こちらの本を読んでもらうのが一番かもしれません。
この本では、海外の事情だけではなく、日本の貧困問題についても触れられています。
中には、衝撃的な写真や事実も載っていますが、小学校の高学年以上でしたら、ぜひ考えてもらいたい問題です。

この本を読んでいると、「子どもの環境を作るのは大人なのだ」ということを実感します。
子どもだけではなく、ぜひ大人にも読んでもらいたい本です。
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