読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『はちかつぎひめ』(小3に読んだ本)

2016年11月30日 | 童話・昔話・名作
11月の第二土曜日に、小学校でフェスティバルがありました。
「フェスティバル」とは、PTA主催の文化祭のようなもの。
学年別保護者や有志ごとに、様々な出し物をするのです。(勾玉づくりやくじ引きや、アームレスリング大会なども!)
子どもたちは、お友達と自由にブースを回って遊ぶことができます。

私は読み聞かせの会に所属しているので、毎年のことですが、今年も読み聞かせをしました

今回、私は「日本のおなはし」というテーマで、本を読みました。
他のブースでは、別のメンバーさんたちが「世界のおはなし」というテーマで本選びをしていて、私もお客として聞きに行きました。
生の声でおはなしを聞かせてもらう機会は、大人になるとなかなかないですが、いや~、いいですね!!
なんだか、とっても癒されました。読み聞かせにはリラックス効果があるのかしら?

さて、11月第三週の小3国語クラスでは、フェスティバルでも読んだこちらの本を読みました。
はちかづきひめ (こどものとも絵本)
長谷川摂子・再話 中井智子・絵
福音館書店

昔、あるところに子どものない夫婦がいました。
毎日、観音様に「どうか、子どもをお授けください」とお願いしていたところ…
ある晩、観音様が夢に現れ、こんな声が聞こえてきました。
「おまえたちの願いをかなえてあげましょう。子どもができたら、この鉢を頭にかぶせなさい。起きていても寝ていても、決して脱がせてはなりません。そうすれば、きっと子どもは幸せになるでしょう。」

間もなく、かわいい女の子が生まれました。
二人は、観音様の言葉通り、女の子の頭に鉢をかぶせ、決して脱がせませんでした。

女の子はすくすく育ちました。
けれども、大きな鉢をすっぽりかぶっているので、まるで鉢がひとりでに動き回っているよう。
近所の子どもたちからも、からかわれます。

それから、女の子に様々な不幸が降りかかるのですが…


途中、「はちかつぎひめは無事でいられるのだろうか!?」と心配になるくらい、様々な苦難に襲われます。
ドキドキしますが、最後のページでは素晴らしいハッピーエンドを迎えますので、ご安心を。
魔法の力には頼りませんが、日本版シンデレラのような展開を楽しめます。

絵は、東京藝大で日本画を専攻した方が担当されていて、絵巻物のような美しさです!
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