前回に引き続き、8月の初めに中学国語道場クラスで行ったブックトーク(テーマ「戦争」)で取り上げた本のご紹介です。
2冊目は、こちら。
女優ののんさんが主人公の声を演じた映画の、原作漫画です。
その内容が大きな反響を呼び、ロングランとなりました。
広島出身の主人公すずの少女時代の描写から始まり、結婚、その後の戦争が激化していく中での生活が描かれます。
戦争が人々の生活にじわじわと入り込んでくる様子がリアルで、少しずつ日常が脅かされていく怖さを感じます。人々の日常生活が丁寧に描かれているので、余計に戦争の理不尽さが際立ちます。
当時の生活、すずが少女から大人になっていく過程、人間関係の変化など、着目するポイントによって色々な読み方ができると思います。様々な感情を揺さぶられる作品です。
ちなみに、映画はこちら。
5年前に地元の公民館で上映されたので、 私も次男と一緒に見に行きました。
泣かせるような分かりやすい演出があるわけではないのに、なぜか涙が止まらなくなってしまい困りました…。
ぜひご覧になっていただきたい作品です。
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